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菅野惜しくも準優勝ー第44回全国学生相撲選手権大会

9月1日 靖国神社相撲場

7月に行われた東日本学生相撲選手権では無差別級で表彰台を独占するなど勢いがある中で挑んだ今大会。無差別級で菅野陽太(法3)が準優勝、田中大介(文4)が3位となった。


▲準優勝の菅野(左)、3位の田中(右)

113kg級に出場した3人の選手が初戦敗退。115kg級に出場した土居佑也(文1)は健闘したものの2回戦敗退。さらに東日本学生相撲選手権大会3位に入った135kg以上級の住木厳太(法2)も2回戦敗退と波乱の展開に。残すは無差別級の菅野、田中に託された。


▲取り組む田中

菅野は一回戦から小手投げで豪快に勝利した。その後も貫禄のある相撲を見せつけ準決勝に進出した。田中は休み明けであまり稽古ができていなかったと語りながら準決勝に駒を進めた。迎えた準決勝、菅野の相手は昨年優勝したデルゲルバヤル(日体大)。東日本学生相撲選手権大会で勝利しており「自信があった」(菅野)と寄り切りで決勝に進んだ。一方、田中の相手は昨年準優勝の沢田日登志(日大)。立ち合いから勢いよく当たっていったものの、土俵際で後ろを取られ押し出しで敗れた。「決勝で菅野とやりたかった」(田中)と悔しい表情を見せ土俵を後にした。


▲相手を圧倒する菅野

そして迎えた決勝戦。菅野は立ち合いで先手を取られ押される展開になったがそこから粘りを見せ相手とほぼ同時に土俵外へ倒れ込んだ。しかし沢田に軍配があがり、惜しくも敗れた。菅野は納得のいかない表情を見せ、「悔しい」と語ったものの「次の大会に向けて勢いがつけられた」とすぐに気持ちを切り替えた。今大会の悔しさをバネにチーム全員の目標である「インカレ優勝」を目指す。

◆大会結果◆

▼無差別級

①沢田(日大)❷菅野 ❸田中、デルゲルバヤル(日体大)

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部