• Twitter
  • facebook
  • instagram

5競技で入賞を果たすも、悔しさも滲んだ3日目-第97回全日本学生選手権水泳競技大会

2021年10月9日 東京辰巳国際水泳場

10月7日から続く大会は折り返しの3日目を迎えた。2日目までで多くの種目で入賞を果たし、男子部門では昨年の5位を上回る3位の位置につけた。注目の3日目でも男子1500㍍自由形での複数入賞をはじめ多くの種目で入賞を果たした。

1種目目の女子200㍍自由形には五輪にも出場した注目のルーキーである池本凪沙(法1)が出場。インカレでは世界水泳やパリ五輪に向けて自己ベストである1分58秒77の記録を超えることを目標に掲げた。しかし決勝では予選よりタイムを上げたものの、他選手との競り合いに敗れ5位でフィニッシュ。目標を達成できず悔しい結果に終わった。▲専門とする200㍍自由形で5位に終わった池本

その後の注目競技は男子1500㍍自由形。中大からは井本一輝(法2)遠藤光(法3)、石田恭史(文4)の3名が出場した。そのうちの井本は自己ベストの15分15秒26を上回る泳ぎを見せて2位、遠藤も4位と好成績を残した。▲客席から応援をする選手たち

3日目の最終種目となった4×100㍍メドレーリレーでは男女両チームが出場した。学校対抗の順位で高みを目指すには、ポイントが2倍となるリレー競技での好成績は不可欠だ。しかし女子では12位に終わり予選敗退、そして男子部門では第3泳者の大園悠生(法)が引継ぎを0.06秒フライングしてしまい予選失格となった。▲引継ぎでミスをしてしまった大園

3日目を終えて男子学校別得点は210.0点で4位に順位を落とした中大。4日目での巻き返しに期待だ。

◆試合結果◆

女子200㍍自由形決勝

⑤池本 2分00秒98

男子200㍍自由形決勝

⑤古川皓基 1分49秒52

⑥大西翼 1分49秒70

男子100㍍バタフライ決勝

⑦團頌太 53秒53

男子200㍍個人メドレー決勝

⑥大武誠之 2分01秒02

男子1500㍍自由形タイム決勝

②井本 15分14秒75

④遠藤 15分23秒69

⑳石田 15分50秒44

女子200㍍自由形 予選

③池本 2分01秒27

男子200㍍自由形 予選

⑦大西 1分49秒91

⑧古川 1分50秒14

男子100㍍バタフライ 予選

⑥團 53秒23

⑰松川晟士 53秒82

⑳大園 54秒05

女子200㍍個人メドレー 予選

⑪入澤愛 2分17秒97

男子200㍍個人メドレー 予選

⑥大武 2分00秒85

⑱岩崎幹大 2分02秒80

㉛阿曽慎之介 2分04秒93

女子4×100㍍メドレーリレー 予選

⑫中大(今野凛々香→緒方温菜→入澤→池本) 4分12秒87

男子4×100㍍メドレーリレー 予選

失格 中大(遠藤柊斗→山本聖蓮→大園→川根正大)

(記事、写真:塩ノ谷太樹)