2024年9月5日 東京アクアティクスセンター
4日間にわたり大学スイマーがしのぎを削る、日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)の競泳競技が5日、開幕した。同大会は今年100回目を迎えた。中大からは計28人が出場する。初日は先月、パリ五輪を経験した池本凪沙(法4)らが泳ぐ100m自由形などが行われた。
男子400m個人メドレー
髙岡海斗(商2)が3組、福田乃斗(商1)が5組で泳いだ。髙岡のレース序盤は、先頭4番手ほどにつけ様子をうかがう。50mでは4位で折り返した。背泳ぎで1位に出るとそのまま引き離し、最後の自由形までトップを維持、4分23秒65とベストを大幅に更新し予選を終えた。全体14位でB決勝に進んだ。レース後はタイムについて「ちょっとびっくりしている」と話し「良い緊張感というか、楽しんでレースができた」と振り返った。
福田は初めの50mでの同列のレースから、徐々に後続につける形に。一時、8位まで浮上するも伸びきれず、そのまま4分26秒19でゴール。全体では20位。
▲レース後喜びを見せる髙岡
女子200m背泳ぎ
4組で今野凛々香(文4)と弘中花音(文1)が出場した。100m地点まで今野が1位、弘中2位で入る。150mで今野が4位に転落した一方、弘中が1位に躍り出てそのままゴール。弘中が2分13秒38の組1位、今野が2分17秒86の組6位となった。弘中が全体2位で決勝に進んだ。
男子200m背泳ぎ
赤坂太成(経3)が6組、三光哲平(法3) と廣橋諒人(総3) が8組を泳いだ。赤坂のレースでは、序盤先頭に食らいつき4位も、折り返しでは5位、フィニッシュでは組6位となった。タイムは自己ベスト更新の2分0秒18。8組では、三光は5番手でのスタートから3位まで浮上、最終50mで一つ順位を落としたが、2分0秒10の組4位となった。廣橋は9位から立て直せず2分02秒79。赤坂と三光がB決勝に進んだ。
女子100m自由形
5組で池本凪沙(法4)、長谷川葉月(文2)が出場。池本は序盤からトップにつけ、終始相手を寄せ付けない泳ぎでゴール。55秒00で組、全体ともに1位となった。長谷川もレースでは先頭に食らいつき、4位でフィニッシュ。全体11位でB決勝に残った。長谷川は「1発目のレースで緊張したが、自分のレースができた」と振り返り、B決勝に向け「1番を取って、ベストが55秒8なので、それを更新して 55秒5とか4を目指して泳ぎたい」と話した。
池本は「浮き上がりめっちゃ失敗して焦っちゃって」と話した上で「タイムどうこうより、優勝を狙って」と決勝を見据えた。最後のインカレへの思いについては「まだ実感が湧いていない」としつつ、「 一日一日を大事にして、レースを楽しみたい」と話した。
▲自由形を泳ぐ池本
男子100m自由形
7組で蓮沼椋祐(経2)と光永翔音(商1)、8組で小山陽翔(法3)が泳いだ。折り返しでは光永が2位、フィニッシュでは3位となったが、50秒07で全体8位となり決勝へ。蓮沼も折り返し4位となったが、後半勢いを上げ2位まで浮上、49秒98の全体3位で決勝に進んだ。小山は前半組1位の好調さを見せるも後半で失速。50秒25で組4位、全体12位となり、B決勝に残った。
男子1500m自由形
4組で中山響(総2)が出場。700m付近まで3位につけ、一時2位となる力泳を見せるも後半大幅に失速。組8位でレースを終え15分55秒49、全体では24位となり予選敗退となった。
予選結果一覧
名前 | 種目 | タイム | 結果 |
---|---|---|---|
髙岡海斗(商2) | 男子400m個人メドレー | 4分23秒65 | 14位(B決勝進出) |
福田乃斗(商1) | 4分26秒19 | 20位 | |
今野凛々香(文4) | 女子200m背泳ぎ | 2分17秒86 | 18位 |
弘中花音(文1) | 2分13秒38 | 2位(決勝進出) | |
赤坂太成(経3) | 男子200m背泳ぎ | 2分0秒18 | 11位(B決勝進出) |
三光哲平(法3) | 2分0秒10 | 10位(B決勝進出) | |
廣橋諒人(総3) | 2分2秒79 | 25位 | |
池本凪沙(法4) | 女子100m自由形 | 55秒00 | 1位(決勝進出) |
長谷川葉月(文2) | 56秒00 | 11位(B決勝進出) | |
蓮沼椋祐(経2) | 男子100m自由形 | 49秒98 | 7位(決勝進出) |
光永翔音(商1) | 50秒07 | 8位(決勝進出) | |
小山陽翔(法3) | 50秒25 | 12位(B決勝進出) | |
中山響(総2) | 男子1500m自由形 | 15分55秒49 | 24位 |
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