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2戦連続のストレート勝ち!優勝に向け弾みをつける-関東学生卓球秋季リーグ戦 対日体大、法大

2021年12月2日 所沢市民体育館

初戦を見事勝利で飾った卓球部。リーグ2戦目は日体大、3戦目は法大と対戦し、2戦ともにストレートで勝利を収めた。

〈対日体大〉

▲1番手で流れをもたらした浅津碧利(文3)

シングルス1番手で登場したのは前日につづき浅津。連戦の疲労を感じさせない圧倒的なプレーで、第1セットを先取する。第2セットは、終始相手にペースを握られ、4ー11で落とすも、第3・第4セットではきっちり修正。セットカウント3ー1で勝利し、チームに勢いをもたらした。

2番手を担ったのは橋本一輝主将(文3)。第1セットからデュースにもつれ込む接戦となった。巧みなサーブで相手を揺さぶりながら、重要な場面で得点を重ね、3ー2でリードを広げる。

3番手は今季リーグ戦初出場の坂田修(経2)。第1・第2セットを「練習の成果が出せず、何もさせてもらえなかった」と振り返るように、立て続けに落としてしまう。それでも、「第2セット後、自分のプレーをしろというチームメイトからの言葉で攻める気持ちに入れた」と語るように、第3セットから第5セットまでを3連取し、見事逆転勝ち。

4番手は橋本主将・柏友貴(法4)組。序盤からあうんの呼吸を見せ、あっという間に第1・第2セットを連取。3セット目こそ落とすも、3ー1で勝利し、チームにリーグ戦2連勝をもたらした。

〈対法大〉

▲接戦をものにした橋本主将

午後から行われた第3戦の法大戦でも中大のオーダーに変更はなし。磐石の布陣で連戦へと臨んだ。

1番手の浅津は、相手を寄せ付けることなく3ー0のストレート勝ち。終始安定した戦いを見せ、1番手としての役割をしっかりと果たした。2番手の橋本主将も、第5セットまでもつれ込むも勝ち星を挙げ、日体大戦同様、2ー0で試合を有利に進める。

3番手として登場した坂田は、シーソーゲームを展開。第1セットから激しいラリーが続く。拮抗(きっこう)したゲームでも持ち前の粘り強さを発揮し、3ー2でなんとか勝利。3連勝に王手をかける。

4番手は橋本主将・柏組。第1セットは思うような攻撃が決まらず、相手に先取されてしまう。「左の選手のバックにボールを集めてしまったのが敗因」(柏)と、問題点を分析。セット間で修正を試みると、第2セット以降は、フォアで短いボールや高いボールを展開。リードを奪い、3ー1でゲームをものにした。

▲得点しガッツポーズをする柏と橋本主将

ダブルヘッダーという過密日程で行われた秋季リーグ戦2日目。疲労が溜まり、ミスが増えてもおかしくない場面も多かったが、中大は正確なプレーで見事3連勝を飾った。「チーム力、団結力の深さが今の中大を支えている」と、4年生として唯一2日目を戦った柏は、今の中大の強さを分析する。

前半戦を3連勝という最高の形で締めくくった卓球部。6日から行われる後半戦でも、持ち前の結束力と明るさ、粘り強さを軸に勝ちをもぎ取ってくれるに違いない。

◆試合結果◆
○中大4-0日体大●
▼詳細結果
○浅津3-1芦澤●
○橋本主将3-2永田●
○坂田3-2泊●
○橋本主将・柏組3-1立麻・永田組●

○中大4-0法大●
▼詳細結果
○浅津3-0内田●
○橋本主将3-2蘇●
○坂田3-2加藤●
○橋本主将・柏組3-1手塚・堀組●

(記事、写真:山縣一郎)