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石井が室内インカレ3位に─2022年度 全日本学生室内テニス選手権大会

2022年12月4日~11日 大阪府・江坂テニスセンター

全国の強豪選手がそろった室内インカレ。中大からは男子シングルスで間仲啓(法3)、石井涼太(法3)の2選手が出場し、石井が3位に入った。

▲好調を維持し室内インカレに出場した間仲

石井と並んで中大の主力として活躍する間仲。「今年は大学生になってから1番結果が良かった。本大会に出場できてうれしい」と好調の波が来ている。
1回戦は堀川(関大)との試合となった。予選を勝ち上がってきた相手の勢いに押され、第1セットを3ー6で落としたが、「自分の中では思うようなテニスができていた」と第2セットでは主導権を取り戻し6ー3で追いついた。勝負のファイナルセットとなったが、「集中力が続かなかった」と2―6で落とし敗戦。
「1回戦だけは絶対に勝ちたかった」と悔しさを滲ませた。4月からは、学生テニス最後の一年が始まる間仲。「悔いが残らないように頑張ります」と勝負の一年にかける想いは強い。

 

▲勢いに乗り試合をものにした石井

石井の初戦の相手は菅谷(慶大)。昨年度のインターハイ・男子ダブルスで優勝するなど、実績十分の相手だ。第1セットは互いにサービスゲームをキープし合うが、第5ゲームでブレイクに成功する。しかし、続く第6ゲームでサービスゲームを落とし、互いに一歩も譲らぬまま5-5までもつれる。ここで石井は第11ゲームでブレイク。続くゲームも取り、苦しみながらも7-5で第1セットを獲得した。第2セットは、第1ゲームからブレイクに成功し、勢いに乗った石井が終始優位に試合を進めた。特にサイドラインギリギリを正確に突いたフォアハンドが光り、6-2で勝利。2回戦へと駒を進めた。

2回戦の相手は、立大で主将を務めるオールラウンダーの稲田。第1セットの第4ゲームまではお互いにサービスゲームを落とす展開が続いたが、第5ゲーム以降、相手に疲れが見え始めたところから、4ゲームを連取し第1セットを6-2でものにした。第2セットも4ゲームを連取した勢いは衰えることなく、相手を圧倒。6-1で第2セットも取り、準々決勝進出を決めた。第2セットの後半に関して「スコアも結構離れていて、気持ち的にも楽な場面で相手に一回しかキープされていない中で、リターンゲームでも思い切りいきたいなと思っていた。打ちたいなって思っていたところに配球できたのは、そういった余裕があったからだなと思う」と話した。

▲全国3位と結果を残した石井(写真提供=中央大学硬式庭球部)

準々決勝の相手は、高畑(早大)。2019年度のインターハイでダブルス、団体の2冠。大学入学以降一度も勝利したことがない選手との対戦に「実力的にはほぼ互角な感じなので、チャレンジャー精神で思いっきりやっていきたいと思います」と話した石井。第1セットは4-6で落としてしまったものの「感覚は良く、自分がやっていることは間違ってないと思っていたので、特にプレーを変えることなく自分のテニスを思いっきりやりました」と第2セットは得意のラリー戦に持ち込みポイントを重ね、6-1でセットカウントを1-1とした。第3セットは3-5と追い込まれたものの、第9ゲーム以降は前に出てボレーを決めるなど、攻めるプレーを見せてゲームカウントを6-6に。タイブレークでは7-3として、セットカウント2-1で勝利した。

試合後には「正直3-5から5-5まで4回のボレーでのポイントがどれか1ポイントでも落としていたら負けていた気がします」と話した石井。前に出ることを恐れずに攻めた結果が逆転勝利につながった。
「今までで1番試合時間も長く、1番きつかった」前日の4時間40分におよぶ熱戦を制した石井。準決勝の相手は関大の中村。中村は準々決勝で石井が対戦した高畑と高校時代にダブルスを組み、インターハイ2冠を達成している。前日の疲労が残っていた石井に対して相手は緩急をつけるだけなく、前後に揺さぶってくるプレーを展開し3-6で第1セットを落としてしまう。第2セットは互いに譲らないままタイブレークに持ち込み、6-3とセットポイントを握ったものの、7-9とされ惜敗。
ベスト4という結果に「正直、うれしいような悔しいような微妙な気持ちです。夏のインカレより結果は良くうれしいはずですが、チャンスがあっただけに悔しく、素直に喜べません」と複雑な心境を吐露した。「残すはインカレのみです。優勝しか見ていません。絶対優勝します」今年度の目標に掲げていた悲願のインカレ制覇に石井が挑む。

 

◆試合結果◆

▼シングルス1回戦
〇石井2-0菅谷(慶大)●
(7-5、6-2)
●間仲1ー2堀川(関大)◯
(3ー6、6-3、2-6)
▼シングルス2回戦
〇石井2-0稲田(立大)●
(6-2、6-1)
▼シングルス準々決勝
〇石井2-1高畑(早大)●
(4-6、6-1、7-6(3))
▼シングルス準決勝
●石井0-2中村(関大)○
(3-6、6-7(7))

(記事:今諒平、奥村杏、中島遥、本國大和 写真:石坂明日香、関拓斗)

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