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待ち望んだ今年度初大会 清水一・星木インカレへー関東学生テニストーナメント大会

10月28日~11月5日 大宮けんぽグラウンドほか

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年度初の公式戦となった今大会。11月末に開かれる全日本インカレへの切符を手にするため、中大からは10人が本戦に出場した。

シングルスには8人の選手が出場。清水一輝(商3)は3回戦まで駒を進め、ベスト32でインカレ出場を決めた。昨年のインカレでは4回戦まで進む活躍を見せた清水。「しっかり練習をしていい結果を残せたら。将来につながるプレーがしたい」と次を見据えて語った。

▲ベスト32入りを果たし、最初にインカレ進出を決めた清水一

2回戦で敗れた石井涼太(法1)、清水盾伎(法2)、池田悠人(文3)、星木昇(法3)の4名はインカレへのラストチャンスとなるコンソレーションへ挑んだ。1年生で唯一コンソレーションに進んだ石井は残念ながら1回戦敗退。2回戦に進んだ3名は昨年のインカレに出場した実力者だが、清水盾と池田は接戦の末に惜敗した。

唯一最終戦に臨んだ星木。勝てばインカレ出場という重圧をものともせず、相手に1セットも与えない圧巻のストレート勝ちを収めた。1回戦敗退と悔しい結果に終わった昨年のインカレ。今大会の勢いそのままに、リベンジを果たす姿を期待したい。

▲コンソレーションを勝ち抜いた星木

ダブルスには5ペアが出場。そのうちの4人が1年生とフレッシュな面々となった。しかし例年と異なる環境で直前までペアも決まっていなかったこともあり、全組1回戦敗退。悔しい幕切れとなった。

コロナ禍により、今年度初の大会は4年生最後の大会ともなった。肩の怪我を抱えながらも、4年生で唯一本戦に出場した岡村拓人(経4)。「自分の最大限の力が出せなくて悔しい」と今大会の結果へ未練をのぞかせながらも「練習を続けて自信をつければ、自分にも可能性があると実感した」とコメント。3年生で初のリーグ戦出場と遅咲きだった自身の4年間を笑顔で締めくくった。

▲シングルスでは池田とまさかの中大対決。熱いプレーを見せてくれた岡村

西村修平主将(法4)は「下級生がたくさん本戦に出て、層がかなり厚くなった。来年のリーグ戦は王座を狙える位置にあると思う」とこれからの中大硬式庭球部に期待の言葉を残した。我慢の年となった2020年。インカレに出場する清水一と星木が、2021年を飛躍の年とするブースターになることを期待したい。

 

◆試合結果◆
▼シングルス1回戦
〇清水盾2-1伊達(日大)●
(7-5、1-6、10-6)
〇池田2-1岡村●
(2-6、7-6(5)、10-8)
〇石井2-0小川(日大)●
(6-2、6-3)
●村松陸(商1)1-2稲田(立大)〇
(2-6、7-5、4-10)
●平野翔馬(経3)ー0-2小林(早大)〇
(1-6、5-7)
●井上隆也(商2)1-2相原(東国大)〇
(2-6、6-4、4-10)

▼シングルス2回戦
○清水一2-1小路(慶大)●
(6-3、3-6、10-5)
●清水盾0-2田形(筑大)〇
(3-6、4-6)
●池田1-2伊藤(慶大)〇
(6-1、1-6 8-10)
●石井1-2平林(駒大)〇
(6-3、6(1)ー7、5-10)
●星木1-2稲田(立大)〇
(2-6、6-2、8-10)

シングルス3回戦
●清水一0-2成(慶大)〇
(4-6、3-6)

▼シングルス インカレ決めコンソレーション1回戦
〇池田2-1森(明大)●
(4-2、2-4、10-7)
〇星木2-0北岡(明大)●
(4-2、4-1)
〇清水盾2-0藤岡(早大)●
(4-2、4-2)
●石井0-2権藤(亜大)〇
(2-4、4ー5(3))

▼シングルス インカレ決めコンソレーション2回戦
〇星木2ー1小久保(早大)●
(4-1、2-4、10-4)
●池田1ー2中山(駒大)〇
(5-4(5)、2-4、8-10)
●清水盾1-2池田(早大)〇
(4-2、3-5、8-10)

▼シングルス インカレ決めコンソレーション3回戦
〇星木2-0権藤(亜大)●
(5-3、4-2)

▼ダブルス1回戦
●岡村・柴﨑充志(経1)1-2橋川・本村(日大)
(2-6、7-5、8-10)
●星木・石井0-2高見澤・工藤(亜大)
(3-6、2-6)
●白井淳也(商3)・平野0-2古藤・権藤(亜大)
(4-6、2-6)
●池田・村松0-2田中・白藤(慶大)
(3-6、4-6)
●清水盾・井上1-2加藤木・守屋(法大)
(5-7、6-4、9-11)

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部