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ミスが目立ち今季初敗戦─関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 対明大戦

2022年9月11日 明治大学和泉キャンパス

秋季リーグ5戦目。蔦谷大雅(法4)が合流し、フルメンバーとなった中大は明大と対戦した。前回の日大との試合を踏まえて今回こそは勝ちたかった試合であったが、32-41という結果に終わった。

▲シュートを決める上山陽平(総3)

中大先攻で試合はスタート。序盤は、明大に先制点を奪われ、その後も続けて3点を取られてしまう。このタイミングで中大はタイムアウトをとり、試合体制を整え直そうと図った。その後、蔦谷が7㍍スローを決めると中大は勢いづき、速攻による久保寺歩夢主将(文4)のシュートが決まり、上山、泉本心(法2)らが得点を積み重ね同点に追いつく。しかし、明大に続けて3点を奪われてしまい、3点差をつけられた状態で試合は続き、伊禮雅太(法3)がアンダーハンドスローを決めたり高橋侑吾(文2)が続けて2点を獲得したりしたが、そのたびに明大にもシュートを決められてしまい、なかなか点差を縮めることが出来ないまま前半は終了。

▲鋭いシュートを決める蔦谷

迎えた後半。なんとか点差を縮めたい中大はディフェンスを強く固めていったが、パスミスが目立ち、点差は8点になってしまった。そのような状況でも中大は伊禮、泉本ら中心にシュートを決めて積極的に攻めていくが、やはりディフェンスでミスが目立ち、相手にシュートを決められて10点差まで点差が開いてしまった。それでも中大は最後まで諦めず、試合残り5分以下でも蔦谷日向(法2)、蔦谷大、久保寺ら3人が続けてシュートを決めた。しかし同点に追いつくことはできず32-41で試合終了。「勝ちたかった試合で負けてしまったので悔しかったなという印象です」(上山)と中大メンバーは悔しい表情を見せていた。

▲ジャンプシュートを決める伊禮

試合を振り返って高橋は「雰囲気もそうですし、明大はみんなが一体感を持ってやっていたので、今回負けてしまった原因はそこの差かなと思います」と分析した。また、「相手の選手を守りきれずに、1人の選手に合計で17点も取られてしまった。自分達のシュートミスが多くて負けてしまったのかなと思った」(高橋)「ディフェンス面で簡単なミスを何本かしてしまったので、そういうことは練習から意識しないと治らないので練習からやりたいと思います」と改善点を見つけることが出来た試合だった。次の立大戦は、今試合を踏まえて成長した中大の活躍に期待したい。

◆試合結果◆
中大32(15-18、17-23) 明大41

(記事:山﨑あきこ、写真:竹内賢心)

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