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序盤リードも、相手の粘り強いプレーに実力発揮出来ずストレート負け―秋季関東大学バレーボールリーグ戦 対日体大

2021年10月16日 会場非公開

スタメン(サーブローテーション順)

3WS鍬田憲伸(法4)

19MB山根大幸(商1)

8WS佐藤篤裕(法3)

11WS藤原直也(経2)

18MB山崎真裕 (総1)

4 S 伊藤 洸貴 (経4 )

16Li 山本涼(経2)

 

リーグ戦3戦目。開幕2連勝中の中大は、今大会ストレートで同じく2連勝中の日体大と対戦した。序盤から攻めの姿勢でアタック攻撃を連発しリードするも、相手チームの粘り強いプレーや攻撃により失点が続き、流れをつかむことができないままセットカウント0-3で敗北。「自分たちの武器であるサーブが走らず相手のやりたいバレーをやられてしまった」(藤原)と、開幕3連勝とはならず今季初の黒星となった。

▲多くのスパイクを決め得点を稼ぐ佐藤

第1セット。序盤はポイントを奪い合う形となったが、藤原直也(経2)のアタック攻撃や佐藤篤裕(法3)、山根大幸(商1)らの二枚ブロックで確実に得点を重ね、一時は5点差をつけリードした。しかし17―12で迎えたタイムアウト後は、ミスが目立ち相手に4連続得点を許す。「一個どこかのプレーで崩れた時に立て直しが遅かった」(佐藤)そのまま悪い流れを断ち切ることができず、第1セットは23-25で落としてしまった。

▲3枚ブロックで相手の攻撃を止める

立て直したい第2セット。「(日体大は)守りも攻めもバランスが取れている」(佐藤)「こっちが打っても粘り強く拾ってくる」(藤原)と話すように、日体大に流れをつかまれる。相手のスパイク攻撃が炸裂し、中大も二枚ブロックと粘り強いレシーブで相手に食らいつくも思うように得点できず12-20と追い込まれる。途中、山根のフェイントから藤原のプッシュ攻撃という華麗な連携プレーで相手のミスを誘い18-22まで差を詰めるも、最後は相手のネットインサーブが決まり第2セットも19-25で落とした。

▲サービスエースも決めた中大のエース鍬田

後がなくなった第3セット。序盤は相手に先取されるも、点を取られてはすぐに取り返す中大魂を見せつけた。鍬田の連続スパイクが決まり得点を詰めるも、日体大のしぶといレシーブと攻め込む隙がない守備に悪戦苦闘し、あっという間に差を広げられ18-25で最終ゲームを終えた。

▲トスを上げるセッター伊藤

今日の試合について、豊田監督は「攻撃というよりもディフェンスの部分で相手にサーブで崩されてしまったのが大きい」と話し、敗因の原因については「サイドアウトを取れないこととこちらのミスで点を取れなかったこと」と言及。また、2年生ながらチームの主力として活躍する藤原は「ブレイクポイントで点数が取り切れなかった」と悔しげに語った。開幕初の黒星となった今試合。次の試合に向けて佐藤は「チームの雰囲気の作り方とか試合の入り方などをチーム全体で見直していきたい」と語った。

次戦の相手は青学大。持ち前の攻撃力を生かしたプレーで流れをつかみ確実に勝利を収めたい。

(記事:小幡千尋、写真:河辺希乃佳)