2024年9月7日 船橋アリーナ
スタメン(サーブローテーション順)
1 OH 柿崎晃(商4)
3 MB 山﨑真裕(総4)
10 OH 梅本春之助(総3)
18 OH 舛本颯真(総2)
4 MB 山根大幸(商4)
5 S 村上連(経4)
20 L 土井 柊汰(文2)
12 L 山田凛久(商3)
春季リーグ、東日本と2冠を達成し3冠目を狙う中大バレー部。秋季リーグの開幕戦で対するのは春の入れ替え戦で学芸大を倒し、2部から昇格してきた国士大。序盤は一時リードされるも次第に流れをつかむと見事ストレート勝利をおさめた。
第1セット、勢いをもって試合に入った国士大にリードを許す。梅本の得点で追いつくも突き放せず競ったゲーム展開が続いた。主将の柿崎も「秋リーグのスタートっていうのはほんとにプレッシャーのあるものだったんですけど、やっぱり1、2セット目は 少し固い部分があったかなと思う」とゲーム後振り返った。セット終盤まで互いに一歩も譲らず、24―24の大事な局面。柿崎がスパイクを決めて一歩リードすると最後はサービスエースを決めて第1セットを取った。
▲笑顔をみせる柿崎
第2セット、梅本のスパイクで先制点を奪った中大。その後も舛本や梅本が得点するも相手の強烈なサーブでなかなか流れをつかみきれず、第2セットも終盤まで激闘が続いた。最後は相手のサーブミスもあり第2セットも制した。
▲得点を喜ぶ選手達
ここまでセットを連取した中大は強さをみせ、第3セットを支配する。梅本のスパイクで先行すると柿崎、舛本、山根とスパイクを決め、的を絞らせない。14―11で迎えた場面。梅本が2本連続でサービスエースを決めた。大きな声とアクションでチームを盛り上げる。「(東日本で)ベンチの方から優勝する姿を見てたんで、その悔しさを忘れずに このリーグはやっていこうって決めてた」(梅本)と覚悟を胸に攻撃でチームをけん引する。流れを完全につかんだ中大はリードを着実に伸ばすと最後は山根がブロックポイントをあげ、25―14で第3セットも奪い、ストレートでの勝利を収めた。
▲サーブを打つ梅本
秋リーグ初戦を3-0で制した中大。次戦は駒大戦、勢いそのままに連勝街道を突っ走りたい。
◆試合結果◆
〇中大 3(26ー24、25ー23、25ー14)0国士大●
◆コメント◆
【梅本選手】
―初戦を終えて
やっぱり初戦っていうこともあって、少し全体的に固く感じられたスタートでしたが、 やっぱり自分が得点を取った後の盛り上げだったり意識して少しずつ、 和むじゃないけど柔らかくなっていったんじゃないかなと感じました。
ー今年の夏を振り返って
追い込む期間として、みっちりバレーして筋トレして、全員ですごく必死になって、夏を越えようっていう目標があったので、1番きつかったかなって思った夏でしたけど、チーム全員で乗り越え、だから初戦勝つことができたんじゃないかなって思います。
―自身の調子は
(東日本は) 正直言って自分は勝ったけど、悔しい思いで、ベンチの方から優勝する姿を見ていたので、その悔しさを忘れずにこのリーグはやっていこうって決めていたので、そこはもう執念じゃないですけど、自分なりの意気込みというかそういうのだけを持ってきました。
【柿崎選手】
ー今日の試合を振り返って
今日は、東日本とっている中でも、やっぱりこの秋リーグのスタートっていうのはほんとにプレッシャーのあるものだったんですけど、やっぱり1、2セット目は 少し固い部分があったかなと思うんですけど、その中でもしっかりセット取りきれたので、そこはこの夏合宿としてのチーム力の向上っていうのが出てたのかなっていう風に思います。
ー今年の夏を振り返って
そうですね、やっぱり技術的なとこではレベルアップっていうのはしていたんですけど、それ以上に気持ち的なところでは少し抜けている部分とかもあったので、そこをしっかり明日のゲームで取り返せるように、キャプテンとしてそこをしっかり流しながらチームを引っ張っていければいいかなっていう風に思います。
ー秋季リーグの意気込み
目標はもちろん四冠のうちの1つ、3回目なので、それを取るためにもしっかり1戦1戦戦っていければいいかなっていう風に思います。
◆お知らせ◆
次戦は9月8日(日)に船橋アリーナで行われる対駒大戦です。
(記事、写真:関拓斗、塚越香都)
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