2023年10月14日 日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館
スタメン(サーブローテーション順)
10 OH 柿崎晃(商３)
７MB 澤田晶(総３)
16 OH 梅本春之助（総２）
２OH 藤原直也（経４）
９MB 山根大幸(商３)
11 S 村上連（経３）
１L 山本涼（経４）
秋季リーグ折り返しとなる６戦目、中大は春季リーグで敗れた順大と対戦した。第１、２セットを先取するも、第３、４セットを順大に取り返され試合はフルセットにもつれ込む。第５セットも均衡した試合展開が続いたが、柿崎らの粘り強い攻撃の末、勝利をつかみ取った。
▲得点を挙げ、ハイタッチする選手
第１セットは順大のサーブから試合が始まった。セット序盤は均衡した試合展開が続いていたが、中盤ではわずかなミスが重なり３点差を付けられる場面も見られた。15－17とリードを許していた場面で、鈴木駿太（文４）の良いサーブが続き同点に追い付く。セット終盤では山根のブロックポイントが光り、25－23で第１セットを奪った。
▲ブロックポイントを挙げ喜ぶ山根(手前)と村上(奥)
第２セットは柿崎のサーブから始まり、中大が先制点を挙げた。相手のサーブで崩される場面も見られたが、梅本や藤原のバックアタック、山根のクイックなど多様な攻撃で得点を重ねた。セット終盤、それまでリードを保っていた中大だが24－24と順大に追い付かれ、第２セットはデュースとなる。柿崎は順大のブロックに捕まりながらも攻めの姿勢を見せ続け、最後は柿崎のサービスポイントで第２セットを逃げ切った。
▲スパイクを打つ柿崎
第３セットは、中大がリードを保ちつつも均衡した試合展開が繰り広げられた。セット終盤につれ、順大が徐々に追い上げを見せ22－22で同点となる。22－22という競った場面で、村上はツーアタックを選択し、見事得点を挙げた。しかし中大は、流れに乗り切らず順大に逆転を許し、25－27で第３セットを落とした。
第４セットは、第３セットと同様に中大リードで試合が進んでいった。セット中盤では梅本、柿崎、澤田の３枚ブロックによる得点など目を引くプレーが見られた。しかし、順大のブロックに捕まる場面も見られ、22－22で同点に追い付かれる。藤原のスパイクで得点を増やすが、23－25で第４セットも落とし、勝負の行方は第５セットに持ち越された。
▲3枚ブロックで順大の攻撃を見事止めた中大
第５セット、中大は序盤から柿崎や藤原のスパイク、澤田のクイックなど多様な攻撃を見せ得点を挙げた。セット中盤ではシーソーゲームとなり、両者譲らない展開となった。緊張が走る場面であったが、柿崎のブロックポイントが決まり、中大が一歩リードした。山本主将の正確なレシーブが良い攻撃に繋がり、最後は梅本のスパイクで第５セットを勝ち取った。
▲勝利を喜ぶ選手達
フルセットの激戦の末、勝利をつかみ取った中大は、第7戦を終えて秋季リーグ４勝３敗となった。｢全員で中大らしいバレーが出来たらいいと思う。｣と試合後に山根は語った。秋季リーグ後半戦も彼らの中大らしいバレーに期待したい。
◆コメント◆
山根選手
－試合を振り返って
今、勝敗が３勝３敗ということで負けてる試合数が多いんですけど、その中で春負けてる順天堂に勝てたのは大きいのかなって思います。
－今日のプレーの調子
スパイクもブロックも、自分の貢献するのはスパイクとブロックだと思うんですけど、どっちでも点数取れたので良かったと思います。
柿崎選手
ー試合を振り返って
２セット目までよかったんですけど、そっから決められなくなっちゃって３、４セット取られちゃったんですけど、そっからみんなしっかりモチベーションを下げずにできたのでそれが５セット目とることにつながった
ー５セット目活躍されてたと思いますが、どのような気持ちでしたか
あの場面でやっぱ上がったら打たないといけない。そこでしっかり叩いて点数に繋げてたっていうのは、自分としてもチームとしてもよかった
◆試合結果◆
○中大３（25－23、26－24、25－27、23－25、18-16）２順大●
（記事：藤野真紘、写真：守屋七菜）
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