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息ぴったりの双子対談! 山路太心×山路健心 レスリング双子対談 /早稲田スポーツ新聞会コラボ企画

中央大学レスリング部主将の山路太心(法4)と早稲田大学レスリング部に所属する山路健心の双子対談。双子ならではの掛け合いを繰り広げながら、私生活からレスリング生活について語ってもらいました。〈聞き手・構成 中村環為(早稲田スポーツ新聞会)、塚越香都〉

 

▲東日本選手権(春季大会)後の㊧太心選手、㊨健心選手

 

ー他己紹介

健心:こっち(太心)が兄で自分が弟なんですけど、周りからよく逆っぽいって言われてて、弟っぽい無邪気さがあるみたいなのはよく言われますね。自分から見てクールだなって思います。なんか秘めてる。

太心:厨二病みたい。

健心:違う違う。俺は全面的に(感情を)出す感じ。なんかあんまり出せへんくない?

太心:俺、出すって言われるで?めっちゃわかりやすいって。

健心:俺の感覚的に。うん、俺的にはクールなイメージかな。

太心:(健心の他己紹介)あんまりこれといったらないな。やっぱり似てるからかな。

 

ー性格は似てるか

健心:似てる方。

太心:似てるんじゃないかな。やっぱ考え方とかは似てるかも。好き嫌いとかね。

 

ー嫌いな食べ物は?

健心:これ言ったら多分共感できる。ずっと嫌いなのは、茄子と数の子です。

太心:そこは違うか。克服した。茄子は確かに嫌いやったんやけど、最近美味しいなって思うわ。

 

ー嫌いなスポーツは?

健心:俺これ絶対合うと思うわ。せーので言おうか。

太心:いいよ。

健心・太心:せーの、『ダンス』。

健心:わかるわ。俺もうピンときた。絶対ダンスや。

太心:そこは苦手。動きを真似するのは得意だけど、表現みたいな感じ(は苦手)。

健心:格闘技やっている人が球技苦手みたいなのあるじゃないですか。その動きが固くなるみたいな、そんな感じ。ダンスはそんな感じです。

太心:こんなん(回答が一致する)ばっかりじゃない?

▲笑い方も似ている2人

 

ー嫌いな教科は

健心:細かく言ったら一緒やわ。多分まじで一緒。もう俺これしかないねん。

太心:え、待ってな。どっちで言ったらいいんやこれ。いや、いけるわ。絶対いける。

健心・太心:せーの、『古典』。

健心:古典のなんたら活用みたいなのあるじゃないですか。ああいうのが嫌いで、高校の時は理系行ったりしてたんで、本当に古典はずっと苦手。

太心:そう、俺も嫌いやで。よく汲み取った。だってそれで数学行ってたもんな。国語じゃ無くて、『古典』。もうそれはね、ピンと来たよ。

健心:もう古典やな。うん、国語じゃないねんな。

ー(太心選手へ)健心選手に寄せに行ったのか
太心:自分も嫌いやったんで、それ以外あんまり嫌いな教科、数学とか苦手やったけど、別に嫌いとかはなかったんですけど、それこそ古典がやっぱり覚えたりとかも、漢文とか古典も今の言葉じゃないから、見るの辛かったです。

 

ー一緒にご飯を食べたりするか
太心:たまに練習こっち(早大)に行ったりしてたんで、なんかこういうの食いたいみたいなのあったら行くかって感じ。(早大の)部員とも何人かで行ったりしてかな。

健心:俺も1回中大の練習行ったことある。

 

ー他大学の練習に参加するのか?

太心:拓殖とか自衛隊とかは強いんで行ったりして。昨日はそれこそ高校の同期が法政行ってるんですけど、その子と高校の後輩もう1人同じ大学の子で、3人で練習してくれました。土曜に練習来てよって言って後輩連れてきてくれました。個人スポーツならではだね。

健心:それで言ったら早稲田は人少なすぎて、1人でもどこか行っちゃったら(練習相手が)いないんすよ。だから行くってなったらチームでなんですけど、行かない方が多いっすね。

 

ーたしかに早稲田は少数精鋭というイメージがあるが

健心:足りてない、足りてない。リーグ戦の投稿見てますか?2部のも紹介されてるじゃないですか。早稲田を見てほしいです。

太心:去年6位と思えやんぐらいの人の少なさ。

健心:本当にいつも言ってるんですけど、2軍の入ってない人とか、ちょっと(早大に)入ってほしいなって思うぐらいです。

 

ー早大レスリング部は全体で何人か

健心:選手は、一般に入ってきてる子とかいるんで、4年生が3人と、1人9月卒業の人がいて、3年生1人、2年生2人で8人。

太心:いや、だから多分ここ(中大)の1学年と同じっす。

健心:そうだね。

▲早大入学のきっかけを語る健心選手

 

ー家族構成は

太心:両親、お父さんとお母さんいて、もう僕らだけです。

 

ー名前の由来は

健心:俺は健康の健に心なんで、健やかな心を持って育ってほしいみたいな感じだった気がします。

太心:太心、太い心って書くんで、もうそのまま折れない太い心が由来です。

 

ーレスリングを始めたきっかけ

太心:マジで偶然なんすけど、生まれから高校卒業までずっと大阪の実家で、高校通ってたりしてたんですけど、5歳から6歳の1年間だけ、親の仕事の都合で新潟に住んでたんすよ。1年そこに住んで、また1年後小学校入学の時に大阪に帰ってきたんですけど、その1年で、たまたま友達になった子と一緒にやってた。

健心:1番近所で、1番最初に仲良くなった子が、レスリングやってて、誘ってもらったのが最初です。そのまま体験行って始めて、大阪帰ってきてもやりたいってなって、近くでずっとやってましたね。

 

―小学校、中学校は同じか

太心:小中高校まで一緒。

 

一小さいころ富山でレスリングの大会で決勝で当たっていたか

太心:(レスリング)始めて2回目の大会で。

健心:多分それが富山の決勝や。これや。(下の写真)

▲幼い頃、富山県で行われた大会の表彰台

 

ー本当にそっくりですね

健心:俺もわからんな。怪我とかないとこれわからん。これどっちや。
え。わからへん。ほんまにどっちかわかる?

太心:俺もわからへんもん。

健心:でこに傷あるから太心や。

太心:俺や。懐かしいな。旅館みたいなとこ泊まった記憶あるわ。

健心:よく覚えてんな。全然覚えてないわ。

 

ーその時は太心さんが優勝?

太心:はい、そうです。

 

ーもう15、6年前だが、どういうマインドだったか覚えているか

太心:運動楽しいな、ぐらいか。

健心:俺全然覚えてないわ。

 

ー高校は同じ和歌山の高校に行っていたが、どのような流れで和歌山へ向かったか

健心:新潟からその大阪帰ってきて、レスリングを続けようと思った時に、その、1番近かった。通いやすかったクラブチームが和歌山にあって、そこで小学校6年間和歌山で練習してたんですけど、そこがな、なんて言ったらいいんやろう、もう直結型みたいな。和歌山って。中学校進学した時にもう参加してもらって、もうずっと高校生と練習するんで、本当にそのままその高校に行って練習してっていう感じです。

 

ー中学校時点からもうこの高校に行くんだろうなみたいなのはあったか

太心:そうですね。あとは指導者の人が大きかったですね。一応高校の部活で、高校の教員やってて、そこで指導者してて、そのまま一緒に中学生も見てくれてるっていう

ーたしか高校の時に早稲田の何個か前の監督とか選手の機会があったのか

健心:毎年8月頭、合宿があって、その2個前の監督さんが、和歌山出身やって、毎年来てくれてて、自分たちも中高の時そこに参加して、喋ったり、早稲田のレスリングに触れた機会があったかな。

 

ー他にもそこで一緒に早稲田に来た選手はいるか

健心:2個上の谷口虎徹くん(早大)は、興味持ったきっかけはわかんないんですけど、一応その合宿で一緒に参加してましたね。

 

ーそれが早稲田に進学したきっかけか

健心:そうですね、なんかそこで、うわ、いいなみたいな感じで行きたいと思いましたね。中学校の時から思ってました。もう本当に漠然とですけど。

太心:へー、知らんかった。

 

―太心さんが中大に進学したきっかけは

太心:高校卒業する時に、レスリングだけが嫌だなって思ってたんですよ。日体(大)とか山梨(学院大)行くともうレスリングだけの生活になるのが、なんか良くも悪くもあると思うんすけど、なんか自分それ嫌やなって思ってて。本当に最初はもっと緩い部活で、大学生を謳歌できるところに行こうかなって思ってたんですけど、いろいろあって、就職考えた時とかだったり、あとは監督やコーチにラブコールもらって、同期も結構成績残してきてたのが、たまたま自分の代で集まるっていうのを聞いて、じゃあ中大行こうかなって思いました。

▲中大進学のきっかけを話す太心選手

 

ー2人で進学先大学を合わせようと思わなかったか

太心:そこは合わせようみたいな話じゃなかった。

健心:もう僕は本当に早稲田一択みたいな持ってって、こいつ(太心)はどうしよっかなみたいな感じです。

太心:別に高校も合わせようと思って合わせて行ったわけじゃない。行きたいと思ったから行った。一緒に行こうとかじゃなくて、本当に行きたいと思ったからそこ行った。

 

―大学が離れて会う頻度は変わるか

健心:もちろん頻度は全然あれですけど。

太心:しょっちゅうなんかゲームのこととかでも連絡取り合ったりとかしてるんで、最近だと就活の話もちょくちょくしたりしてるんで、1ヶ月に1回ぐらい試合があって会ったりとか、年末は帰省でもうずっといるんで、なんかそんなに疎遠になったなみたいなのは全く感じないですね。

 

ー健心さんが中大の選手と仲良さそうに見えたが、交流があるのか

太心:もうこれはね、これに関してはなんかもう2人で1人みたいな。

健心:そう、双子の特権なんですよ。よく言われるんですけど、会場行ったら僕と早稲田の選手がいるんですけど、こいつ(太心選手)が来るんすよ。で、俺がどっか行った時話すんですけど、「初めて会った感じしやん」みたい言ってます。

太心:多分雰囲気とかも似てるから、あっち(早大)もなんかも同一人物みたいに関われるからこそ、俺も。

健心:だから中大行った時とかは、練習行ったりするので、面識あるから喋って、すごくアットホームって感じですね。

太心:どっちか知ってたらもう両方知り合いみたいな。

健心:あるある。それはわかる。

太心:実際、人脈倍やもんな。

健心:高校の時とかも時とかもこれあったな。

 

ー2人で入れ替わったりしたことあるか

太心:さすがに授業入れ替わったことはないな。

健心:あれやったやん。僕2年持ってもらった担任の先生がいたんですけど、放課後先生と喋ってて、先生が黒板書いた瞬間にこいつ(太心選手)おったから入れ替わったんですよ。
入れ替わってそのまま会話進んで、また黒板向いた瞬間に俺とこいつ(太心選手)と入れ替わって。気づいてなかった。

太心:それはやったね。喋ってる時に入れ替わったり、服装変えて他の友達と喋りに行ったりとかはしてました。やっぱりおもしろいです。さすがにな、ちゃんとした授業でやるのはちょっと。多分周りの人もわかったら多分クスクスなるじゃないですか。それでバレたらちょっと。一応優等生やったんで。

 

ー友達でも見分けるの難しいか

健心:多分みんな顔で見分けてないです。服装とかで見分けてて。去年のリーグ戦、中大がやってる時、ジャージ借りて中大の応援いたんですよ。そしたら小学校から一緒にやってたその地元のやつが「おい太心」って俺に言ってきて、間違えられたりした。本当に不意に間違えられたりします。

 

ー今は髪の毛の長さ違うから見分けられるのでは

健心:まだ金曜に髪切る予定がある。バッサリいかないですけど、もうなんやったら一緒にしよっかなと思って、中大と当たった時にやばいね。

太心:ミラーになる。階級や一緒しな。

健心:合わせるか。

太心:いやいい。刈り上げの長さとかで多分見分けられる。

健心:いや、合わせる。

太心:まあいいけど。(笑)

健心:多分見てたらもう「どっち?」みたいになると思う。

太心:試合になったらスタイルが完全に違うんでバレるんすけど。

健心:やっぱり部員はずっと片方見てるんで違和感はあるんです。部員はわかるかも。

 

ー喧嘩はするか

太心:もうしやんな。

健心:中学校までめちゃくちゃしてたんですけど、もうしやんな。

 

ーどんなことで喧嘩していたか

健心:別になんも覚えてないけど。

太心:いやもう俺いっぱい覚えてるよ。ご飯食ってる時に(健心選手が)左利きなんですよ。自分右利きで、並んでる時にもう肘が当たる。わざと当てたりとかはよくやってたっすね。

健心:それは覚えてるわ。なりますよね。他全然覚えてない。

太心:あとはとにかく理由とかないよな。多分気に食わんかったやろな。

健心:お互いにかな。イライラするんやろうな。

太心:それこそキャンプがあるじゃん。フリスビーやったっんやけど、取りづらいところに投げて。

健心:そうそう。お互いに面倒くさいところに投げてな。

太心:キャンプとか行くじゃないですか。サッカー蹴り合ったりキャッチボールやるときとか、絶対届かんとこに投げて走らす。ブチギレてまた変なとこ投げて。

健心:やったわ。しょうもないわ。でも今は喧嘩全くないです。

 

ーお互いの良いところは

健心・太心:えー。

健心:何あるかなこれ。

太心:ないわこれ。

 

ー逆に直して欲しいところは
健心:中学校の時に聞かれたらもういくらでも出てきてた。今はなんやろ、関わるのが試合とかそんなずっと一緒にいるわけじゃないんで、これ直してほしいみたいなん特に無い感じやんな。

太心:ないな。いいところもないけど、直して欲しいところも無い。たぶんな、DNAが一緒やから。

健心:そうなんよな。波が一緒なんすよ。ちょっと違えばいいなとかあるかもなんですけど、全部一緒なんですよ。

太心:ずれがほとんど無いんですよ。ズレがないのが褒めるとこかもしれないですね。

健心:全部一緒。大体一緒なんで。はまるとことか褒めるいいところとか無いな。

太心:多分親から見たらさ、違うとこあるやんか。こっちはこういうところがあって、みたいな。

健心:俺らからしたらないな。本当に鏡越しで喋ってるイメージです。あ、直してほしいところ、はよしてほしいことあるっすね。お願いかな。早く免許取ってほしいです。今免許持ってるの自分だけなんで、どっか行くとか練習行くときは大体俺なんで、疲れたなって時は変わってほしいから、早く免許取ってほしい。夏までに。

太心:ちょっと厳しいかもね。

健心:年末までに取ってくれ。(実家に帰るから)

太心:年末までには絶対取れるかな。

健心:他の人と関わってると、それこそ部員とだと喋ってるけどさ、こいつのこういうとこおもろいなとか思うやん。めっちゃ思う時あるんやけど、(太心選手には)思えへんわ。

太心:プラスもマイナスもない。

健心:ないよな。うん、わかる。

 

ーレスリングの話に移るが、昨年1年間振り返ってみて

健心:去年は3月からけがして試合出てなくて、秋の(東日本)選手権でグレコ出たぐらいなんで、1年間1歩下がってみんなを見れたりしたのはよかったかなって思います。

▲令和7年度明治杯でチームメイトのセコンドに入り、サポートする健心選手

 

ー昨年は審判員として多く大会にいたことについて

健心:審判はずっとやってます。審判もおもろいんですよ。1年生からやってて、結構審判から得た知識みたいなのは選手として活きているとは思ってるんで、審判に力入れてやってよかったなって思います。試合出ないんで、出られないんで、見てるだけもあれやし、審判やってました。審判結構楽しいんで。

 

ー審判はやはり難しいか

健心:やっぱり難しいですね。選手として持ってる感覚とずれてたりするんで、だからこそ、(判定)どっちかなみたいなところで、自分が判定するじゃないですか。それで納得いかないコーチ陣がチャレンジ要求してきた時に、そのチャレンジが失敗した時はもう気持ちいいです。「おっしゃ俺やってた!」みたいな。「ほらな、俺の時(チャレンジ)投げんなよ」みたいな気持ちにはなりますけど、全然自分も間違ってることあるんで、チャレンジしてほしい時もありますし、けどやっぱりそれでややこしい時こそ合ってたらすごい嬉しいですね。しかも投げてくる人はやっぱり歴も実績もある監督とかが投げてきてるからこそ、やばいなって思うんですよ。やっぱりあっち(監督さん)の方がそういう経験も豊富で、やからこそやっぱり失敗ですみたいななったら嬉しいです。逆にお前1年間出まくったん。

太心:うん、情けなかったね。1年間リーグ戦で勝たなきゃいけないところで。いやでも自分の大事なところ、早稲田で勝って、決勝リーグ進出決められたのはすごく良かったなって思うんすけど、2日目以降のリーグ戦に関して言ったら、自分勝ってたら、4位って結果やったんすけど、2位とかになれてたなって思うんで、3年生で主力にしていただいたのに情けなかったなとも思いますね。本当に恥ずかしいです。高校の時と違って、ちょっと試合楽しめてないなみたいなのはちょっと薄々感じてて、どこかでちょっと気持ち切れちゃう瞬間が、試合中とか練習してても出てきちゃってるのかなって思ってますね。

健心:俺と逆や。俺出てなかったけどよかった。

太心:あと1年頑張らなきゃなっていうだけです。

▲東日本リーグ戦で主将としてチームを引っ張った太心選手

 

ーお互いの試合は見るか

健心:会場行ってやってたら、全然見ますね。

太心:オンラインとかyoutubeとかで巻き戻して見たりはしてないかな。けど、それこそリーグ戦してて早稲田がして、中大がお休みの時は早稲田の観客席で応援をしてます。

 

ー試合を見た後に、互いにアドバイスするか

健心:します。アドバイスじゃないですけど、もうちょっとあそこやあれやってもよかったんじゃねみたいなのは言うんですね。お互い多少審判も経験してて、ルールに関しては多少知識はあると思うんで、あそこもうちょっとこうしてたら、ちょっと試合展開変わったんじゃねとかは話してると思います。

太心:状況判断とかが、そういうのもあったかなみたいなのは結構話し合ったりします。

▲東日本学生選手権(春季大会)に出場し、見事優勝した健心選手

 

ー審判の経験があるのはやはり大きいか
健心:でかいな。元々和歌山県に国際審判の方がいて、その人によく教えてもらっててました。それこそ高校の時とかはルールを意識した戦い方みたいなのもやるようにしてたんで、そこがきっかけ。やけど、やっぱり自分でがっつり資格取るまでやってみたいなのはやっぱり違う。

 

ー資格取るにはペーパー必要か

太心:実技とかはあります。A級になるのがいるんやんな。

健心:B級、実技としてはあります。

 

ーB級は大学生の大会で審判をやるのか

健心:B級は厳密に言ったら、日本レスリング協会が開催してる大会やったら、地方の県予選とか、地方大会で、A級で全国大会が吹けるんですけど、リーグ戦とか選手権とかって、東日本レスリン学生レスリング連盟がやってるんで、別に全国大会だとしてもB級で吹けるんですよ。それで全グレとかだったらB級だけど、決勝とか自分任せてもらえたりして、より高いレベルのを吹かしてもらって、すごい自分の競技に活きてるなとは思います。

 

ー太心選手はセコンドによく付いているが

太心:後輩から「太心さんセコンド付いてください」とか頼んでくれる。自分も向いてると思うし頼んでくれるの嬉しい。

▲東日本選手権(春季大会)でセコンドに入り、チームを支える太心選手

 

ー最後に大学ラストイヤーの意気込み

健心:お互いね、内閣70(㌔級)出ようかなみたい、さっき話しながら来たんでそうなったりしたんですけど、自分はやっぱり怪我が多いしリスクもある怪我してるんで、怪我せずやりきれるのが1番いいかなと思ってます。

太心:俺はなんかキャプテンなっちゃったんで、チームのみんなが頑張れる雰囲気作りも頑張りたいなって思ってますし、それこそインカレ、特に内閣は頑張って結果残して、最後全日本でメダル取りに行けたらなとは思ってます。

 

みなさんは、どちらが太心選手で、どちらが健心選手か、見分けがつくでしょうか。見た目もそっくり、会話も息ぴったり。しかし、プレイスタイルは全く異なる2人。それぞれの道を歩むラストイヤー、2人がどのように最終学年を彩るのか、注目です。

 

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