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大接戦の勝負に敗れ、無念の秋季リーグ初黒星─関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 対早大戦

2023年9月16日 日本大学アスレティックセンター八幡山

全勝で迎えた秋季リーグ6戦目。早大と対戦した中大は大接戦の勝負の末、試合終了直前に痛恨の勝ち越し弾を許し、30-31で秋季リーグ初の敗戦を喫した。▲前半に得点を重ねた池間飛勇(文4)

エースの泉本心(法3)が日本代表合宿参加のため不在という状況で試合に臨んだ中大。前半序盤は攻守の切り替えが素早い相手に対して得点を思うように奪えず、3点を先行されるなどリードを許す苦しい展開になる。それでも、蔦谷日向(法3)、池間らのゴールとチームでのディフェンスで徐々に点差を詰めていくと、前半14分ごろに、伊禮颯雅(法2)のスーパーゴールが決まり、この試合で初めて同点に追いつく。そしてその後は点の取り合いとなり、拮抗した展開が続く。前半終盤は再度リードを許す展開となり、扇谷蓮(商3)と伊禮雅太(法4)のゴールでなんとか食らいつくものの、前半を17-18の1点ビハインドで折り返す。▲得点を決める中島大智(文1)

迎えた後半は点を取り合う展開が続いた。開始早々池間が続けて点を決め、逆転する。ところが、パスミスも目立つ中で、伊禮雅がファウルによって退場をさせられてしまう。「僕が退場してもやるぞって人達が多くて、やっぱり粘り強く必死にやってくれた。」(伊禮雅)の言葉どおり、相手の強いディフェンスに対しても中大は粘り強く攻防を続け、扇谷や高橋侑吾(文3)などがシュートをきめ、リードした状態で試合は進んだ。試合後半10分頃になると、やはり中大のパスミスが多く重なり、後半23分頃にまたしても同点に追いつかれてしまう。最後は試合終了間際のところで隙を突いたシュートを決められてしまい、30-31で試合終了。秋季リーグの目標であったリーグ戦全勝はかなわなかった。▲リーグ戦初出場の原有彌(経1)

泉本が不在の状態での試合を振り返って伊禮雅は「泉本はディフェンスもオフェンスもだけれど、センターで動くポジションだったのでいるといないとでは違う部分もあった。敗因は自分達のミスで、いつも通りやっていればもっと行けたのではないかと思う。」と述べた。また、この試合でリーグ戦デビューを飾った原は「3点差をつけた場面で離しきれなかったので、最後に逆転されてしまったのかなと思う。」と語った。次戦は中大と同じく6戦中5戦勝している筑波大。泉本が不在の中での今回の試合をふまえ、次戦に向けて反省点を活かして、また新たな中大の活躍に期待がかかる。

◆試合結果◆
●中大30(17-18、13-13)31早大〇

◆お知らせ◆
次戦は9月17日(日曜日)に日大八幡山で行われる対筑波大戦です。

(記事、写真:山﨑あきこ、山口周起 )

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