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「中大らしいバレー」を繰り広げ、圧巻のストレート勝利 ─ 春季関東大学バレーボールリーグ戦 対学芸大

2024年4月27日 キッコーマンアリーナ

スタメン(サーブローテーション順)

1 OH 柿崎晃(商4)

3 MB 山﨑真裕(総4)

10 OH 梅本春之助(総3)

18 OH 舛本颯真(総2)

4 MB 山根大幸(商4)

5 S 村上連(経4)

20 L 土井 柊汰(文2)

12 L 山田凛久(商3)

 

春季リーグ折り返しとなる6戦目、対するは東京学芸大学。「1セット目の序盤から自分たちの試合展開ができた」(舛本)と振り返るように、一度も相手に流れを渡すことなく、強さを見せつけストレートで勝利を飾った。

▲点を決め、喜ぶ選手たち

 

梅本春之助(総3)の強烈なスパイクで幕を開けた第1セット。梅本を中心に得点を稼ぎ、リードを広げた9-4の場面で東京学芸大がタイムを取る。しかし、タイム明け一本目を梅本が決めきり、流れを離さなかった。さらにブレイクを重ね、最後は相手のサーブがアウトとなり25-15で危なげなく第1セットを先取した。

▲得点を稼いだ梅本

 

この春季リーグを通して課題としている第2セット。「特に2セット目が始まる前の3分のタイム中はしっかり会話して、監督も通してスタートはしっかり入ろうっていうのをみんなで話し合った」(柿崎)と話すように入念に話し合いをし、コートに入る。順調に得点を重ね続けてリードを保っていた試合後半、相手にサービスエースを決められ22-17になった直後、中大が1回目のタイムを取る。流れを変えたくないタイム明け、舛本が強烈なスパイク、一枚ブロックを決め、さらにもう一本スパイクをたたき込み、25-17で2セット目を取りきる。

▲スパイクをレシーブする舛本

 

第3セット、山根大幸(商4)が攻守で輝きを見せる。「相手のブロックがクイックを結構マークしてきたと思うんですけど、その中でも結構効果的に決められて、ブロックも止められた」(山根)と自身で振り返るように、2連続ブロック、そして村上との早いクイックでチームに流れをもたらした。勢いに乗った中大は、10点差以上のリードを広げる。試合後半、村上に代わり尾藤大輝(経1)、梅本に代わり九冨鴻三(総3)がコートに入る。最後は強烈な尾藤のスパイクで決めきり春季リーグ5勝目を収めた。

▲センター戦で存在感を見せた山根

 

先週の専修大戦での敗北を忘れさせるような圧巻の中大バレーを繰り広げた今節。明日は「因縁の対決」(村上)である日体大戦。今日の試合に続き「中大らしいバレー」(山根)で連勝を飾りたい。

▲トスをあげる村上

 

◆試合結果◆
〇中大 3(25-15、25-17、25-13)0 東京学芸大●

 

◆コメント◆
──今日の試合を振り返って

野沢監督:先週の負けから、どうやって切り替えていくかっていうところと、いい状態ができた中でそれをいかに継続していくかっていうのが一番課題だったので、結果的に見ればとりあえずはしっかりやりきれたので、負けがちゃんと次に繋がってるかなと思います。

柿崎:先週、専修大学に負けたということもあって、今日の入りはチームとして大事だったんですが、それがしっかりチーム全体でスタートっていうのでできたのが今日の勝利に繋がったと思います。

──次戦、日体大戦に向けての意気込み

村上:今日のようなゲームにはならないと思ってて、相手も日体大で因縁の対決でブロックとかも全然違ってくるので、相手のブロックの状況を早く掴んでいいトスができたらと思います。

山根:今日は中大バレーができたと思うので、明日も中大バレーらしさを出して頑張りたいと思います。

舛本:明日は日体大戦なのできつい試合になると思うのですが、自分たちを信じて頑張っていきたいと思います。

 

◆お知らせ◆
次戦は4月28日(日)にキッコーマンアリーナで行われる対日体大戦です。

(記事:塚越香都、写真:琴寄由佳梨、塚越香都)

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