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2年ぶり16回目の優勝で夏の全国大会出場を果たす!!─第66回関東地区大学準硬式野球選手権大会

2024年3月24日 東京都・スリーボンドベースボールパーク上柚木

2年ぶりの優勝を目指す中大は決勝戦で法政大と対戦。準決勝で完封勝ちを収めている法政大の堅守に苦しみながらも少ないチャンスをものにして得点を重ね、4-0で勝利。見事16回目の優勝を果たした中大は同時に8月に佐賀県で開催される全日本大学準硬式野球選手権大会の出場権を獲得した。

中大は準決勝から引き続き三浦凌輔(商2)が先発。1回表を三者凡退で抑え、迎えた裏の攻撃。二死から3番功刀史也(文4)がセンターヒットを放ち出塁、続く山口剛大(文2)が「自分が打ってやろうと思って食らいついた」とヒットを放ち1点を先制する。その後両チームは投手の好投で無失点のイニングを重ねた。

▲3回無失点の先発三浦

▲先制点を放つ山口

5回裏二死から松浦祥真(経3)、酒井尋如(経3)が続けて出塁しチャンスを作り、次の功刀がセンターヒットを放ち待望の追加点を呼び込んだ。また三浦に代わり、4回から登板した大山北斗(商3)も前の試合でヒット9本を数える法政大打線をわずか2本に抑えた。

▲6回無失点の好投を見せた大山

▲待望の追加点に喜ぶ選手たち

互いに得点が無いまま迎えた8回裏先頭の山口がヒット、高垣昂平(商4)も死球を受けて出塁し走者一二塁とチャンスを迎え、途中出場の三橋朋徳(経4)が左方向に大きなツーベースヒットを打ち、一気に二人が生還したことで2点を追加し、点差をさらに離した。

最終回ピッチャーゴロとライトフライで追い込むと最後のバッターを見逃し三振で締めくくった。優勝を決めた瞬間マウンドに選手たちが集まり、優勝を喜びあった。

▲マウンドに集まり、喜ぶ選手たち

▲記念撮影をする選手たち

 関東大会を優勝で終えたことに、新主将功刀は「まずは優勝させることができてほっとしている気持ちが一番大きい」と語り、続けて出場権を獲得した全日本に向けては「これから日本一のスタートだと思うので、一からチームを作り直して全日本大会に向けて頑張りたいと思います」と意気込んだ。無類の強さを誇って優勝した中大、次の目標である8年ぶりの全日本制覇に向けて駆け上がっていってほしい。

◆試合結果◆
〇中大4 -0 法政大●

法大 000 000 000 =0

中大 100 010 02× =4

(記事:大日方惠和、写真:浅野詩多・大日方惠和)

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