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リーグ戦初先発の葛西が好投で勝利!3連勝で初の勝ち点獲得!東都大学準硬式野球春季リーグ戦ー対東洋大第2回戦

2025年4月25日 スリーボンドベースボールパーク上柚木

雨で順延が多く、未だ勝ち点を手に入れていない中大は、葛西陸(文1)が大学の公式戦で初めて先発。初先発とは思えない好投を見せ危なげなく勝利し、今季初の勝ち点を手に入れた。

 

「とにかくいつでも来い」という気持ちで先発登板を待っていた葛西。満を持して登板した葛西は初回をたった8球で終え、完璧な立ち上がりを見せる。3回まで走者を出さず三者凡退で試合を進め、初登板とは思えない落ち着いた好投を見せた葛西。5回67球で被安打4、1奪三振の成績でマウンドを降りた。葛西は「投球自体はまとまってたんですけど、点数を取られた回でちょっと力が入ってしまって、ボールにばらつきっていうか、そういうのがあったのかな」と振り返り、「85点」と自身のピッチングに点数をつけた。

▲初先発で好投を見せた葛西

中大は2回に一挙4点を獲得。岩井大和(経4)が死球で出塁し、ルーキー・長野凪斗(経1)のヒット、投手の悪送球で無死一、三塁のチャンスを作る。続く打者の岡部匡十(経3)の犠打で先制点を奪取。その後満塁時に暴投で一点を追加、松浦祥真(経4)が適時打で更に2点をスコアボードに刻んだ。松浦は「葛西が今日初の先発ってことで、やっぱ緊張感ある中だと思ってたので、1点でも多く取ってあげたいと思ってた打席だったので、いい結果につながってよかったと思います」と4年生としての責任を乗せたヒットだったことを明かした。

▲2点タイムリーヒットを放った松浦

その後8回にも相手の失策で追加点を獲得した中大。4点差で勝利したものの、この試合で出た安打は3本。小泉監督は「3本しか打ててなかったので。そこはフォアボールとかそういったのも取れてたんでいいんですけど、やっぱりもう少し相手のピッチャーに対して安打打てれば楽な試合になったのかな」とこの試合を振り返った。また、満を持して獲得した勝ち点に付いて「やっと(勝ち点)1取れたっていうのが正直なところで。3月から(雨で試合が)流れて流れてって感じだったので、なかなか調整も難しくて詰まっては来てるんですけど、本人たちが1番、2連勝で取ったっていうのが1番良かった」と語った。

▲点を決めハイタッチする選手たち

3連勝で勝ち点を獲得し、良い流れに乗っている中大。この後も負けられない試合が続く春季リーグ。勢いこのままこれからの試合も勝ち上がってくれるだろう。

 

◆試合結果◆
〇中大 5-1 東洋大●

チーム 123 456 789 計

東洋大 000 100 000|1

中 大 004 000 10X|5

 

◆お知らせ◆
次戦は5月1日(木曜日)に駒沢公園野球場で行われる対帝京大戦です。

(記事・写真:浅野詩多)

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