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男子が圧巻の3枠占拠!公式戦初出場の1年生女子も表彰台に躍り出る―第71回関東学生剣道選手権大会、第57回関東女子学生剣道選手権大会

 

2025年5月25日 千葉県・千葉ポートアリーナ

5月11日(日)に行なわれた関東学生剣道選手権大会、関東女子学生剣道選手権大会1日目を勝ち抜いた13名の選手たちが、7月に行われる全日本学生剣道選手権大会への出場をかけて戦った。今大会では男子6名、女子6名の合計12名が全日本への出場権を獲得。また、男子はベスト4のうち3名を中大が占め、女子は公式戦初出場の福岡さくら(経1)が3位入賞する快挙を達成。男子準決勝では同校対決が実現し、チーム内でのハイレベルな戦いが展開された。

 

◆試合結果◆
男子入賞                         

2位 宮本颯太(文4)                

3位 赤星陽生(商3)

3位 水口 快(経2)

女子入賞

3位 福岡さくら(経1)

 

全日本学生剣道選手権大会出場権獲得者

山野慎治(法4)、宮本颯太(文4)、井上彩良(経4)

福岡勇馬(経3)、林尚輝(経3)、赤星陽生(商3)、池田胡春(経3)、太田彩月(経3)、山田亜依(文3)

水口快(経2)、村田結依(経2)

福岡さくら(経1)                            

 

◆コメント◆

──準優勝という結果について、どのように受け止めていらっしゃいますか?
宮本 嬉しい気持ちもありますけど、「あと一歩だったな」という思いが強いです。でも、自分の今の実力を知るいい機会になったと思います。

──準決勝では水口選手との同校対決となりましたが、その際のご心境はいかがでしたか?

宮本 やっぱりやりにくさはありましたね。毎日一緒に稽古してきた仲なので。でも、お互い本気でやるのが礼儀だと思って、気持ちを切り替えて挑みました。

▲決勝戦でメンを決める宮本

──今回の大会にはどのような想いで挑みましたか?

福岡 1年生なので、自分の最大の力をぶつける、「挑戦」ということばを信念に挑みました。また、大学生になってはじめての大会だったので、高校とは違う独特な雰囲気に飲み込まれることなく自分の剣道を貫き通すことを意識しました。

──全日本への意気込みをお願いします

福岡 とてもわくわくしています。全日本学生というレベルの高い環境で試合ができる、自分の力が試せるという好奇心に溢れています。自分におごらずひとつひとつの試合を大切に勝ち進みたいと考えています。

▲攻める福岡

──強豪上級生相手に勝ち上がった要因は何だと思いますか?

水口 普段から意識を高く持ち稽古に取り組んでいたのと、思いっきりの良さが出たことです。

▲メンを狙う水口

──今大会ではご自身のどのような力が発揮できたと思いますか?

赤星 入学してから前技が打てないのが課題で日々練習に取り組み、今大会では前技で取れたことが勝ち上がることに繋がったと思う。

▲攻防を繰り広げる赤星

主将の山野(法4)は今年の中大剣道部について、「一人一人のレベルが高くなってきている。この力をさらに伸ばしながらも最大の強みであるチームワークをより強化し、団体日本一を達成したい。」と意気込む。剣道部の今後の活躍から目が離せない。

 

◆お知らせ◆
次戦は7・5~6に日本武道館で行われる第73回全日本学生剣道選手権大会です。

(記事:樋口有花、写真:佐藤裕介)

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