2021年9月23日 神宮球場
チーム 12 3 456 789 =R H E
日 大 000 010 010 =2 8 0
中 大 202 000 00× =4 9 0
[中]皆川、大栄、西舘-古賀
[日]杉本、市川、津高、田嶋-友田
[本]〈中〉北村(1回2点)
◆スタメン◆
1[左]齋藤未来也(商3=関東第一)
2[遊]中川 拓紀(商4=宇治山田商業)
3[一]北村 恵吾(商3=近江)
4[捕]古賀 悠斗(法4=福岡大大濠)
5[中]森下 翔太(商3=東海大相模)
6[指]櫻井 亨佑(商1=習志野)
7[三]中前 祐也(法2=浦和学院)
8[二]石井 巧(文2=作新学院)
9[右]佐伯 和希(経2=岩国)
P 皆川 喬涼(法4=前橋育英)
開幕戦から3連敗を喫し、優勝を目指すチームにとって負けられない一戦となった対日大2回戦。「(チームを)引っ張ってもらおうと思った」(清水監督)と先発にはエースの皆川を起用。「自分のピッチングをしようと臨んだ」(皆川)という言葉通り初回を3人で抑え流れを作る。
▲今季初勝利を手にした先発の皆川
前回の試合無得点に終わった打線は「入学して以来一番調子が良い」(清水監督)という北村を三番に配置。初回、その北村に一死一塁の場面で打席が回ってくると、「センターから右中間に打つ意識が好調の理由、タイミングは早かったけど本塁打にもつながった」(北村)と、真ん中低めのカットボールをレフトスタンドに叩き込み2点を先制。さらに北村は3回にも先頭で四球を選んでチャンスを作ると、一死から森下、櫻井、中前、石井の4連打で畳み掛け2点を追加した。
▲左中間へ豪快な2点本塁打を放つ北村
援護をもらった皆川は5回に適時打を打たれ1点を失うものの、テンポの良い投球を続け相手打線を封じ込める。7回に無死一、三塁のピンチを招いたところで降板すると、大栄陽斗(商2=仙台育英)がマウンドへ。併殺で二死を奪うと、勢いのまま小濃(日大)を空振り三振に切って取りピンチを切り抜けた。その後は追加点とはならないもののルーキー戸澤昂平(経1=健大高崎)がリーグ戦初安打を放つなど、相手に勢いを渡さず。最後は8回途中から登板した西舘勇陽(法2=花巻東)が見逃し三振に打ち取りチームの初勝利をつかんだ。
▲リーグ戦初安打を放ち笑顔をみせる戸澤
2位に終わった春リーグが終わってから「今よりスピードを上げれたり、安定したフォームはないかと思い色んな事をやりながら練習してきた」(皆川)、「気持ちの良い打撃をさせてもらえないときの対応が大切だと感じたので、普段の打撃練習から粘りを出していくことを意識している」(北村)と一人一人が工夫を重ね練習に取り組んできた。その努力が身を結び、ようやくつかみ取った今季初白星。この一勝を皮切りに連勝街道を突き進んでいく。
◆試合結果◆
○中大4-2駒大●(中大1勝3敗)
◆お知らせ
次戦は9月27日、8時半に神宮球場にて行われる対青学大1回戦です。
(記事:渡邊陽代里)