2021年10月23日 Bコート 会場非公開
スタメン
3WS鍬田憲伸(法4)
4S 伊藤洸貴 (経4 )
18MB山崎真裕 (総1)
11WS藤原直也(経2)
8WS佐藤篤裕(法3)
19MB山根大幸(商1)
16Li 山本涼(経2)
前回の青学戦でセットカウント3ー0のストレート勝利を収めた中大。グループ最終戦となった今日は専修大学と対戦。立ち上がりが上手くいかず、一時は4点差を付けられるなど危うい場面もあったが、粘り強いプレーを見せ、前戦に続いて1セットも譲ることなく勝利した。
▲見事なブロックを見せた選手たち
1セット、スタート直後から専大にリードを許してしまった中大。主将・山岸隼(法4)が自分たちの課題と語るように、サイドアウトから取れていなかったことが、原因とであろう。そんな中でも、3枚ブロックで相手の攻撃を抑えるなど、意地の守備が見られた。その甲斐あって、17ー18で逆転した後はリードを守り切り、まずは1セット目を先取した。
▲強烈スパイクを放つ鍬田
続く2セットは波乱の展開に。藤原直也(経2)スパイクで先制点を取ったものの、ミスが続き、相次いで失点。しかし、鍬田がサーブでレセプションを崩すと、ネット側に上がったチャンスボールを藤原が欠かさずダイレクトアタック、流れを取り戻したかのように見えたが、悪い雰囲気を断ち切ることができずに中大はタイムを取る。この時監督は「自分のやるべきことをきちんとやるように。今年やってきた、粘り強いつなぎやパスをもう一度振り返ろう」と選手を鼓舞した。タイム後ピンチサーバーで入った山岸がサービスエースを決めると、前半とは打って変わって流れはこちら側に。その後も中大のサーブが走り、そのまま逆転し、2セット目を獲得。
▲喜びを分かち合う選手たち
迎えた3セット。先程のセットと同様藤原のスパイクで先制点を取ると、その後、鍬田が強烈なクロスをアタックラインに打ち込み流れは一気に中大へ。「トスが自分に集まってくるのでそこで決めきれれば試合には負けない」と話す鍬田は4年生としてプレーでも、精神的にもチームを支える役割を果たした。その後、中大の息を胃は止まることなく最終セットを獲得。専大戦をストレート勝利で終えた。
次は順位決定戦。「2連勝すれば、リーグ優勝も決まるので、まずはチームとしてスタートダッシュを切り出せるようにしたい」と伊藤洸貴(経4)が語るように、ゲームの立ち上げがキーになりそうだ
◆試合結果◆
〇中大3(25ー21、25ー22、25ー16)0専大●
(記事:古川紗菜、写真:松岡愛莉)