2021年5月22日 アミノバイタルフィールド
春のオープン戦第2試合目は昨年のリーグ戦で勝利している強豪日大、昨年に引き続き勝利したいところであったが第2Qで逆転されると試合の主導権を握れず10-35で敗れた。
第1Q、まずは44ヤード付近からKick村上航太(経3・川越東)のポイントアフターTDのキックで3点を先行するとLB・山北爽一朗(商4・箕面自由学園)のインターセプトも決まるなど幸先のよいスタートを切る。
▲第2Qでタッチダウンを奪う小島
続く第2Qの開始早々にQB小島大地(経4・鎌倉学園)がうまくディフェンスを抜け出しTDランを奪い9-0、村上のフィールドゴールも決まり10-0とする。しかし徐々に日大の1対1の強さに中大は苦しめられていく。残り4分30秒台には金澤(日大)から西山(日大)のTDパス、フィールドゴールが決まり3点差まで点差を詰められると、その直後には自陣20ヤード付近でボールを奪われる痛恨のミスで攻守交代に。金澤にTDランを決められ逆転を許した。さらに残り20秒では再び金澤から西山のTDパスが決まり21-10と点差を広げられてしまう。
少しでも点差を縮めたい第3Qであったが中々攻撃に繋げることができない。「オフェンスがテンポよくボールを進めることができなかった」と小島。オフェンスを前に進めることができずにもどかしい時間が続く中、残り1分8秒でさらにTDを奪われ28-10となる。
▲守備でチームに貢献する出木岡
日大のパスプレーの繋がりがよく、点差を広げられてしまったこの試合。第4QではDB出木岡修(経4・福岡講倫館)のTDを防ぐ好守備も見られたが、「ディフェンスとして、勝負所での粘りを発揮できず嫌な流れを断ち切ることができなかった」(出来岡)と第4Qでも流れを掴めず、最後まで日大ディフェンス陣の牙城を崩すことはできなかった。結果的には10-35で敗れ昨年の再現はならず、悔しい敗戦となった。
◆試合結果◆
●中央大学RACCOONS 10-35 ●日本大学PHONEIX
3 1Q 0
10 2Q 21
10 3Q 28
10 4Q 35
◆コメント◆
QB・小島大地(経4=鎌倉学園)
オフェンスがテンポ良くボールを進めることができずに試合が終わってしまった。チームとしての、そして個人の反省点をしっかりと見つめ直して取り組んで行く。
OL・藤原快(商4=南山)
ベストなチーム状況ではない中、一対一にこだわってどこまで勝負できるかという試合だったが、なかなか得点できずに終わってしまった。
次の対戦までに自分達の弱みを根本から見直していきたい。
DB・出木岡修(経4=福岡講倫館)
ディフェンスとして、勝負所での粘りを発揮できず嫌な流れを断ち切ることができないまま、ドライブされる結果となりました。一人一人がフットボーラーとして、一対一の強さ、流れを作る・変えるようなプレーにこだわって、レベルアップに繋げていきたい。
(記事:竹内賢心、写真提供:アメフト部)
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