2021年12月1日 所沢市民体育館
新型コロナウイルスの影響で約2年ぶりの開催となったリーグ戦。初戦となる本日、女子は日大、男子は筑波大と対戦した。
第1試合では女子は竹内嘉菜(法4)、男子は浅津碧利(文3)が出場。竹内は得意のカットでの粘り強い卓球が持ち味であるが、なかなか得意な展開に持ち込めず、終始苦しむ。第1・2ゲームを取られ、第3ゲームはものにするも、第4ゲームを落とし敗戦した。一方で浅津は終始試合のペースを握りストレート勝ち。幸先の良いスタートを切る。
続く第2試合を任されたのは、女子は工藤夢(文2)、男子は小松隼大(文1)。二人にとってこれが初めてのリーグ戦となった。工藤は堂々とした戦いぶりでストレートで試合を制し、力の差を見せつけた。一方で小松は第1ゲームを9ー11と惜しくも落とし、その後は相手に圧倒されストレート負けを喫する。
第3試合、男女共に主将の青木千佳(法3)と橋本一輝(文3)が登場。青木主将は「自分のプレーでみんなを引っ張っていこう」と主将として強い決意を胸に試合に臨み、その言葉通り圧巻のストレート勝ちを収める。橋本主将も「最後5セット目はただ意地でやった」と気持ちを全面に出したプレーでフルゲームの激戦を制し勝利。
続いては第4試合はダブルス。女子は川北帆香(経1)、高橋あかり(文1)の一年生コンビ。接戦となるものの、レシーブミスが目立ち敗戦。男子は橋本主将、柏友貴(法4)の新旧主将コンビ。点の取り合いとなる激戦を抜群のコンビネーションで制した。「1セット目をしっかり取ることがよかった(橋本主将)」と試合を振り返った。
▲「私生活でも仲が良い」という橋本主将•柏の新旧主将コンビ
第5試合、女子は川北、男子は菊地慎人(文2)が担当。川北は前のダブルスの疲れもあったのか1ゲームは取るものの、終始相手に押され敗戦。菊地は第1・2ゲーム共にデュースにもつれる接戦になるも、最終的には粘り負け敗戦した。
迎えた第6試合。女子は高橋が登場。細かいミスが目立ったダブルスとは打って変わり、攻めの卓球で相手を翻弄。ストレート勝ちを収め見事に同学年の川北の悔しさを晴らした。男子は吉田俊暢(文4)。フルゲームにもつれる接戦になったものの、最終ゲーム、「サーブとレシーブで流れを持っていけた」と語るようにサーブ・レシーブで相手を崩しながら得点を重ね勝利。この時点で男子はスコア4ー2となり、中大の勝利が決定した。
▲「4年なので絶対負けられない」と強い思いで試合に臨んだ吉田
女子のみ行われた最終第7試合を任されたのは団体戦初出場の伊藤佑希子(文3)。「すごく緊張した」と語ったものの、緊張を物ともせず、伊藤の持ち味であるラリーからの得点で試合を有利に進める。結果、ストレートで試合を制し、男女共に白星スタートを飾った。
▲「みんなの応援もあって勝てた」と試合後笑顔ながら語った伊藤
男女ともに明日は1日で2試合とタフな展開が予想される。しかし目標の優勝のためには負けられない試合が続くため、粘り強さを見せ、勝利をつかみとりたい。
◆試合結果◆
〈女子〉
〇中大4-3日大●
▼詳細結果
●竹内1-3伊藤○
○工藤3-0高山●
○青木主将3-0何●
●川北・高橋組1-3伊藤・寺坂組○
●川北1-3前田○
○高橋3-0畑中●
○伊藤3-0寺坂●
〈男子〉
〇中大4-2筑波大●
▼詳細結果
○浅津3-0松本●
●小松0-3佐藤〇
○橋本主将3ー2熊本●
○橋本主将・柏組3-1佐藤・竹内組●
●菊地1-3竹内〇
○吉田3-2幾石●
◆お知らせ◆
次戦は女子は明日10時から東京富士大、13時半から東洋大、男子は明日10時から日体大、13時半から法大との連戦に臨みます。会場は所沢市民体育館です。
(記事:江渕光太、写真:町田航太)