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春季リーグ戦3試合ぶりの勝利!勢いある攻撃と冷静な守りでゲームを展開ー春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 対日体大

2022年4月21日 会場非公開

17 S 村上蓮(経2)
7OH 藤原直也(経3)
13 MB 澤田晶(総2)
1OH 佐藤篤裕(法4)
16 OH 柿崎晃(商2)
15 MB 山根大幸(商2)
12 L 山本涼(経3)
24 L 山田凛玖(商1)

ここまで春季リーグ戦3勝3敗と成績に伸び悩む中大。勝ち数でリードするためにも何とかして勝ちたい今試合は、攻めと守りともに両立されたプレーを見せ、明大にセットカウント3−0で勝利した。

▲円陣を組む選手たち

第1セットは、途中14点まで互いに拮抗したプレーを見せ、点数に差がつかない展開に。そこから藤原直也(経3)のスパイクがチームに勢いをつけ、冷静なアウトボールのジャッジと村上連(経2)と澤田晶(総2)のブロックで4点連続で獲得。この連続得点で中大はゲームの流れを一気に掴む。

その後も、澤田のトスに見せかけたフェイントによる攻撃や、藤原のスパイクとサーブの連続得点で21―16と5点差をつけ、明大にタイムアウトを取らせた。

タイムアウト後は2点連続で取られるも、焦ることなく安定したプレーを見せ、25―19で第1セットを終えた。

続く第2セットは勢いそのままにゲーム序盤は中大がリードするも、攻撃がアウトになるなどのミスが続き、途中18―20で明大に逆転されてしまう。しかし、藤原の攻撃を中心にチームの勢いを立て直し、25―22で第2セットも中大が獲得した。

▲スパイクで多くの点を決めた藤原

勝利まで残り1セット。またもやセット中盤まで点を取り合う攻防戦が続くも、相手のサーブミスを皮切りに、澤田と藤原が続けてブロックによって点を獲得。ここで相手を4点差に付き離したことにより、後半まで中大がゲームをリードする。

コート前方に打ち込む攻撃の多い日体大であったが、「スパイカーの特徴をしっかりとみんなが理解して、そのコースに入って、それ以外のところは割り切った。」(藤原)とチーム内で決めたルールをもとに冷静にディフェンスをおこない、焦ることなくゲームのリードを保つ。

セットの後半では藤原のバックアタックによる攻撃が炸裂し、中大が先にマッチポイントを獲得。サーブミスによって相手にサーブ権を渡すも、その後山根大幸(商2)がスパイクを決め、25―22で第3セットも獲得。今季リーグ戦3試合ぶりの勝利を収めた。

▲喜ぶ選手たち

翌日行われた東海大戦はセットカウント1―3で敗北。選手、監督ともに何度も口にする「中大らしいバレー」。残りの試合でこのようなバレーをどれだけ行えるかが春季リーグの成績を左右するだろう。今後「中大らしいバレー」がどのように展開されていくのか期待したい。

◆試合結果◆
〇中大3 (25-19、25-22、25-22)0日体大●

(記事・写真:松岡愛莉)

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