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圧巻の試合運び。大量10得点で準決勝進出!─第95回 日本学生氷上競技選手権大会 対日大

2022年12月23日 ダイドードリンコアイスアリーナ

インカレ3戦目の相手は日大。ここまで勝ち進んでいるものの「ここ2戦、内容があまりよくなかった」(八戸監督)と振り返り迎えるこの試合。内容までこだわりベスト4進出を目指す。

▲得点を決めた権平優斗主将(総4)

〈第1ピリオド〉

互いにチャンスが多いオープンな展開が続くなか、相手選手がペナルティを取られて数的有利に。中大はパワープレーを仕掛けると権平のパスから角丸陸斗(国経1)が得点。「選手たちとスタートからいこうと話していた。それが有言実行できた」(八戸監督)と幸先よく先制点を奪う。しかし、追加点を狙う背後を突かれ相手に得点を許す。その後も日大にチャンスが続くなかGK石川涼(法3)や守備陣を中心になんとかゴールを守る。終了間際、小野田蓮(経1)のシュートのこぼれ球を権平が押し込み勝ち越すも、立て続けに中大はペナルティを取られ2人少ない状況のまま第2ピリオドへ。

〈第2ピリオド〉

立ち上がり人数が少ない中で「みんなが体を張ったり、チームファーストの動きができていた」(権平)と苦しい時間帯を乗り切ると沼田陸(文2)がペナルティ明け10秒で得点しチームに勢いを生み出す。35分には小野田が「1回戦でたくさんチャンスをもらったんですけど、それで決めれなくて、今日やっと決められてほっとしている」と初ゴールを決めると、吉野訓平(文3)が2分間の間に2得点。シュート数でも相手を圧倒した中大は5点差で第2ピリオドを終える。

▲ハットトリックを達成した吉野

〈第3ピリオド〉

勢いの止まらない中大。第3ピリオド開始早々に種市悠人(総2)が個人で打開し得点する。「前半で何点かリードするとそのあとパタって止まってしまうことがあったんですけど、(今日は)しっかり圧をかけられたんで、そういうところがよかった」(八戸監督)と攻撃の手を緩めず攻め続ける。第3ピリオド終了間際には吉野が今日3点目を決めハットトリックを達成するなどと得点を量産。10ー1で試合を終えた。

▲得点を喜ぶ選手たち

 

◆試合結果◆

〇中大 10(2-1,4-0,4-0)1日大●

(記事、写真:関拓斗)