2024年11月10日 ダイドードリンコアイスアリーナ
セカンドリーグ2戦目の相手は早大。中大は第3ピリオドで失点したものの、終始試合を優位に進め、見事勝利した。
〈第1ピリオド〉
先制点を挙げたのは中大。角丸陸斗(国経3)が敵陣に切り込み小岩獅竜(商1)にパス。さらに小岩は荒木零士(総3)に正確なパスを渡す。荒木はパックをすくいあげるようにシュートを放ち、見事ゴールを捉えた。続く得点も中大。角丸がゴール前までパックを運ぶように見せかけて、後ろに位置していた小岩にパス。角丸が早大ディフェンスを引きつけ、小岩がキーパーの正面からシュートを放ち、パックをゴールに突き刺した。中大は勝利に向け、上々の滑り出しとなった。
▲先制点を挙げた荒木
〈第2ピリオド〉
第2ピリオドも中大は攻撃の手を緩めない。堤虎太朗(総4)がゴール前で体勢を整えていた種市悠人(総4)に鋭いパス。種市が放ったパックの軌道はゴーリーによってわずかに逸らされてしまったが、待ち構えていたに夏野晃輔(商4)が押し込んでゴール。さらに、種市が逆サイドにいた森星輝(文2)にぴったりパスを回すと、森はスティックを大きく振ってシュート。ゴールネットを揺らした。中大は主導権を握り続け、さらにリードを広げる展開を見せた。
▲リードを広げる活躍をみせた夏野
〈第3ピリオド〉
第2ピリオドで連続セーブを見せ、中大が数的不利に陥った際にもゴールを守りきっていた川合温大(文3)。第3ピリオドでも3連続セーブを見せるなど、集中力が高まった好セーブを連発する。しかしながら、第3ピリオド終盤、川合の堅固な守りもとうとう破られ、早大に得点を許してしまった。
中大は、下坪久晃(商3)からパスを受けた棚橋映斗(経1)や、棚橋からパスを受けた藤間航哉(経3)がゴールを狙うも得点ならず。さらに、堤、種市がダメ押しの1点を狙うがゴールを捉えることは叶わず、試合は幕を閉じた。
▲2アシストと中大の得点に貢献した種市
対早大戦では、幾度となく息の合ったプレーを見せた中大。今後もまさに阿吽の呼吸といった連係プレーに注目だ。
◆試合結果◆
〇中大4(2-0、2-0、0-1) 1早大●
(記事・写真:福田菜緒)
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