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【全結果】池本凪沙 200に続き100自も銅「最低でも54秒台、見えてきた」―競泳ジャパンオープン第2日

2024年11月30日 東京アクアティクスセンター

国内外からトップ選手が集う競泳ジャパンオープンの第2日。強豪選手が終結した100m自由形決勝では、池本凪沙(法4=イトマン東京)が3位入賞。また女子50mバタフライで長谷川葉月(文2=イトマン東京)、女子200m背泳ぎで弘中花音(文1)が4位に入った。このほか、男女合わせて8種目に中大選手が出場した。

初日は池本が200m自由形で海外選手に差をつけられ2連覇を逃したものの、日本人選手としてはトップの3位入賞を果たしたほか、中山響(総2=イトマン東京)が男子1500m自由形で3位に輝き、自身初のメダルを手にした。

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第2日の各種目の結果は以下の通り。

女子50mバタフライ予選

長谷川が5組で出場。廣下菜月(中京大)が大きく前に抜け出る中、長谷川は25m過ぎからペースを上げて組2位の27秒22でフィニッシュ。全体6位で決勝に進んだ。

男子50mバタフライ予選

尾関啓太(総1)が2組で出場。やや後方からのスタートとなったが、25mから位置を上げて、組3位、全体22位の24秒43でフィニッシュとなった。

4組の矢澤祥太(商3)は序盤から出遅れる苦しい展開。中盤以降も巻き返せず組8位の24秒82でフィニッシュ。全体では35位。

男子50m平泳ぎ予選

谷藤大斗(法3)が出場。横並びの展開から、中盤以降に遅れを取り28秒65の組10位でフィニッシュ。全体では22位。

▲男子50m平泳ぎに出場した谷藤

男子400m自由形予選

中山響(総2=イトマン東京)が4組で出場。序盤から村佐達也(中京大中京高)が大きくリードを取る中で4位をキープし、150m地点で3位に浮上して快調な泳ぎを見せるも、250m地点で再度4位に。上位4人が大きく抜け出る展開の中で前を追ったが、3分54秒43の組4位でフィニッシュ。全体9位でB決勝に進んだ。「テンポで押していかなければ中盤で上がらないので、テンポの速い泳ぎを1500mに取り組む上で上手に作っていけたら」。400mに関してそのような意識を持っている中山は「3分50秒を目標に今はやっているので、そこに近づけるように頑張りたいです」と今後の目標を語った。

女子200m背泳ぎ予選

弘中が3組で出場。50m地点を1位で折り返すも以降逆転され、長岡愛海(神奈川大)にリードされる展開に。しかしながら「昨日の100mに比べたら落ち着いて周りを見ずに泳げた」と語った通り、150mを折り返して伸びのある泳ぎを取り戻すと再度逆転。組1位の2分13秒57でフィニッシュし、全体2位で決勝進出を決めた。

■男子200m背泳ぎ予選

廣橋諒人(商3)が1組で出場。序盤から遅れを取り100m地点を6位で折り返したのち、順位を一つ上げて150m地点を折り返した。終盤まで上位に迫るも組5位の1分33秒39でフィニッシュ。全体では28位。

三光哲平(法3)が2組で出場。序盤から大きく出遅れる苦しい展開の中、伸びやかな泳ぎで100m地点で6位に浮上。そのまま終盤に突入するも、後続の猛追を振り切れず組9位の2分4秒94でフィニッシュ。全体では30位。

赤坂太成(経3)が3組で出場。スタートダッシュを成功させて2位で100m地点を折り返すも、ダイナミックな泳ぎは徐々に失速。150m以降は位置を落として、組5位の2分2秒19でフィニッシュした。全体17位でB決勝に進んだ。

▲B決勝に進んだ赤坂

女子100m自由形予選

澤野莉子(文2=イトマン東京)が3組で出場。序盤から遅れを取って9位で折り返す展開も、中盤以降は力強く速いストロークで組7位でフィニッシュ。57秒17で全体では21位。

池本と長谷川が5組で出場。池本は50m地点手前で横一列から抜け出たオーストラリアのジェイミー・デルディーズを追う展開に。その後も両者の鍔迫り合いが続き、組2位の55秒19でフィニッシュ。「決勝ではオーストラリア勢に上2人がいるので、食らい付いていけたら」。1日目のリベンジへ、全体3位で決勝進出を決めた。長谷川はスタートから大きく出遅れ、9位で折り返すと終盤も巻き返すことができず、組9位の57秒88でフィニッシュ。全体では31位。

この日は50mバタフライで決勝に進んでいる長谷川

男子100m自由形予選

蓮沼椋祐(経2)が4組で出場。上々のスタートで終盤まで3位をキープするも、残り25m付近から減速して組5位の24秒00でフィニッシュ。全体では18位。

小山陽翔(法3)と光永翔音(商1)が5組で出場。オーストラリアのトーマス・ロビンソンが集団を抜け出した一方で、その他の選手は横並びの展開に。光永、小山ともに終盤の泳ぎに伸びを欠き、それぞれ5位、7位でフィニッシュ。光永は49秒65で全体では26位、小山は51秒01で全体では36位。レース後、小山は「久々のレース、長水路っていうことで感覚のズレがあって、思った容易なタイムはでなかったので少し物足りないという気持ちです」と振り返った。

▲主将として中大水泳部を率いている小山

■予選結果一覧

選手名種目タイム順位
長谷川葉月
(文2=イトマン東京)
女子50mバタフライ予選27.226位(決勝進出)
矢澤祥太(商3)男子50mバタフライ予選24.8235位
尾関啓太(総1)24.4322位
谷藤大斗(法3)男子50m平泳ぎ予選28.6522位
中山響
(総2=イトマン東京)
男子400m自由形予選3:54.439位(B決勝進出)
弘中花音
(文1=イトマン東京)
女子200m背泳ぎ予選2:13.572位(決勝進出)
三光哲平(法3)男子200m背泳ぎ予選2:04.9430位
赤坂太成(経3)2:02.1917位(B決勝進出)
廣橋諒人(総3)2:04.6828位
池本凪沙
(法4=イトマン東京)
女子100m自由形予選55.193位(決勝進出)
長谷川葉月
(文2=イトマン東京)
57.8831位
小山陽翔(法3)男子100m自由形予選51.0136位
蓮沼椋祐(経2)50.3518位
光永翔音(商1)50.6526位
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