2025年5月17日 国士舘大学多摩キャンパス
前回の日大戦でまさかの敗戦を喫した中大。今試合では強敵の日体大相手に、前半接戦も後半引き離し見事勝利した。
▲喜ぶ選手たち
前半、序盤から相手のGKに阻まれ先制点をなかなか挙げられない。0-2の場面、藤川淳(法3)のシュートで先制すると、その後は中島大智(文3)が活躍し得点を量産。しかし日体大も粘り強くシュートを決め、常に1点、2点ビハインドで試合が進む。中盤、キャプテン伊禮颯雅(法4)が相手の守備を引き付けながらも強引にシュートを決めるなど意地を見せ、さらに長谷川惣唯(法3)がサイドシュートを安定して決め得点する。終盤、中島のシュートで同点、原有彌(経3)のサイドシュートで逆転、しかしすぐさま追いつかれ、再度逆転される。しかし市原駿太(法2)の7㍍スローで追いつくと長谷川のサイドシュートで逆転。16-15の1点リードで折り返す。
▲シュートを打つ伊禮
1点リードで迎えた後半、先制を許し同点に追いつかれるも近藤ダノベン優一郎(法4)のシュートですぐに同点に戻すとそこから中大の強さが発揮される。ディフェンス面ではGK石田龍ノ介(文2)のシュートセーブが連発、オフェンス面では中島らのシュートが決まり6連続得点。後半5分が経過した時点でスコアは22-16と引き離すことに成功する。その後は7㍍スローを与えてしまうもGK小幡駿陽(法1)が見事なセーブをみせるなど相手を寄せ付けず後半のスコアを20-13とした。中大が修正力を発揮し、36-28で見事勝利をつかんだ。
▲シュートを打つ長谷川
試合後、藤川は「前半の最後の方から後半にかけて自分たちが冷静に試合運びができた」と語り、伊禮は後半大差をつけた修正力について「きっかけ(攻撃の展開を始めるための動き、仕掛け)を使った」と語った。次戦は筑波大戦。対日大戦には敗れたものの、国士大と並び首位の中大。国士大が筑波大に勝っているだけに優勝には絶対に負けられない試合となる。中大ハンドボール部に期待がかかる。
◆試合結果◆
〇中大 36(16-15、20-13)28 日体大●
◆お知らせ◆
次戦は5月18日に国士舘大学多摩キャンパスにて行われる対筑波大戦です。
(記事・写真:佐伯真生、渡邉咲衣)
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