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打線爆発!皆川の5安打、繁永の適時打など打線がつながり、第1戦を快勝!ー東都大学野球秋季リーグ戦 対駒大1回戦

2025年10月14日 東京都・明治神宮野球場

チーム 123 456 789=R H E

中 大 240 030 023=14 160

駒 大 001 000 000=1 10 0

[中]岩城、子安、平井ー綱川

[駒]仲村竜、本間、仲井、石橋、田本ー疋田

◆スタメン◆

1[遊]佐藤 壱聖(経3=東日本国際大学昌平)

2[中]青木 勝吾(文1=中央学院)

3[右]皆川 岳飛(経4=前橋育英)

4[二]繁永  晟(商4=大阪桐蔭)

5[左]松嶋 晃希(経4=浦和学院)

6[一]髙橋 徹平(文1=関東第一)

7[指]安田 淳平(商3=聖光学院)

[捕]綱川真之佑(経4=健大高崎)

9[遊]藤本 陽毅(文1=京都国際)

P   岩城 颯空(経4=富山商)

直近の2カードは打撃が振るわず連続で勝ち点を落とした中大は今秋2部から昇格した駒大と対戦した。初回に先制点を上げると2回以降も攻撃の手を緩めず、二桁得点の大勝を収めた。

今春2部リーグで4勝を挙げた駒大先発の仲村竜に中大打線が初回から襲いかかる。先頭の佐藤壱が一塁線を破る二塁打、青木勝が四球で出塁すると続く皆川が「浮いた球を一発で仕留めることができた」と初球を捉えると打球は左中間へ。中大が幸先よく2点を先制する。

▲本日3安打を放った佐藤壱

中大先発の岩城は「味方が先制してくれたので、気持ち的に楽に投げることができた」と初回から140㌔中盤の直球と鋭く曲がるスライダーのコンビネーションで走者を出しながらも無失点で抑える。

2回も中大は攻撃の手を緩めない。2死から佐藤壱、青木勝の連打と皆川の死球により満塁のチャンスを作る。続く繁永が中安打を放ち、秋季リーグ苦しんできた主将の一打に応援席もさらに盛り上がりを見せる。駒大はここで仲井をマウンドに上げるが、松嶋が右翼フェンス直撃の二塁打を放つ。頼れる4年生の活躍でこの回4点を追加し、序盤から大量リードを作る。

▲適時打を放ち喜ぶ繁永

岩城は3回、1死から3連打を浴び1点を失いさらに二、三塁のピンチを迎える。しかし、後続を空三振、中飛で打ち取り反撃を許さない。

5回の中大の攻撃、安田、藤本の安打でチャンスを作ると、佐藤壱の早くも本日3本目となる安打は適時打に。この回さらに皆川にも適時打が飛び出し点差を8点に広げる。

大量リードをもらった岩城は「行けるところまで行くつもりで」と7回1失点で試合をまとめる。7回には本日最速の149㌔の直球で見三振を奪った。しかし、「(打たれた)ヒットが個人的に多かった。もっとテンポよく投げれたら良かった」と岩城はさらなる高みを目指す。

▲先発でも結果を残す岩城

岩城の後をリリーフした子安秀弥(経2=東海大相模)、平井智大(文2=駿台甲府)がランナーを出しながらも無失点に抑える。

打線は8回、9回にも四死球を絡めながら追加点を奪い、終わってみれば、16安打14得点と大量得点を奪い勝利を収める。

皆川はこの試合で「たぶん初めて」と振り返る5安打を放ち、東都1部リーグ戦通算100安打まで残り4本となった。皆川の好調の要因を清水監督は「4年生になってメンタル面で成長した。自分よりもチームを考えながらやっているのが結果につながっている」とほほ笑む。

皆川は「明日勝たないと意味がないので、チーム一丸となって勝ちをものにするだけ」と意気込む。

▲今日5安打を放ち、通算100安打まであと4本とした皆川

◆お知らせ◆
次戦は10月15日(水曜日)に明治神宮野球場で行われる対駒大2回戦です。

(記事:紀藤駿太、写真:齊藤さくら、橋本唯花、高橋美帆、紀藤駿太)

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