2025年12月2日 国立代々木競技場第一体育館
インカレ初戦、相手は東海地区王者の愛学大。第1セットは接戦だったものの、その後は力を見せ、セットカウント3-0で快勝した。
スタメン(サーブローテーション順)
10 OH 舛本颯真(総3)
7 MB 伊藤蒼眞(総3)
1 OH 坪谷悠翔(文4)
3 OH 梅本春之助(総4)
18 MB 秋本悠月(総2)
11 S 藤井千丸(経3)
12 L 土井柊汰(文3)
22 L 進藤 悠(文2)
【第1セット】
序盤劣勢も、梅本の活躍で5-5に追いつく。その後も中大のスパイクやブロックは低調だったが、相手のサーブやスパイクがアウトになるミスも重なり一進一退となる。12ー12の同点の場面、中大のブロックにボールが吸い込まれ、危うくコートにボールが落ちそうになったが、坪谷が足で何とか拾い繋げると、最後も坪谷が決め切るスーパープレー。流れを掴み、15-13とリードする。しかしサーブレシーブが乱れ、15-15と追いつかれるも、苦しい展開を救ったのは秋本。相手のセンター線をさえぎるブロックを決めると、ここで相手がタイムアウト。タイムアウト明け直後の点数は取られたものの、相手のスパイクがアウトになるなどさらに点差を広げ、再び相手がタイムアウトで流れを切ろうと試みる。しかし中大の流れは止められず、坪谷のスパイクで24-20とセットポイント。最後は梅本のブロックで25-20で第1セットを先取した。

▲スパイクを決め、喜ぶ梅本
【第2セット】
1-2の場面での長いラリーを制すとその後は流れに乗る。特に光ったのが秋本。クイックを2本決めるなど好調ぶりを見せる。さらに伊藤もクイックを決めるなど、ミドル陣が躍動。坪谷のサービスエースが決まると、ここで相手がタイムアウト。ここから相手が流れを掴み、2点差まで詰められる。なんとか舛本のフェイントで得点し、連続失点を切る。藤井のサービスエースで得点し19-14の場面で再び相手がタイムアウト。しかし梅本の強烈なスパイクが決まるなど流れを渡さない。25-19で2セット連取する。

▲ガッツポーズをする舛本
【第3セット】
序盤から梅本のスパイクやミドルなどが冴え、好スタートを切る。坪谷の好レシーブから舛本が決め切り10-5となった場面で相手がタイムアウト。しかしその後も中大の勢いは止められず。17-7の場面で神﨑優(総1)がブロックを決め、さらにクイックを決めるなど大活躍をみせた。中大は大差がついたことで、主力を温存。代わって入った尾藤大輝(経2)が強烈なスパイクを何度も叩き込み、中大の層の厚さを見せつけた。坂本アンディ世凪(総2)のスパイクで24-18とマッチポイントに。しかしそこからブロックをされるなど連続失点をし、中大がタイムアウト。タイムアウト明け、神﨑のクイックで得点し、25-20で第3セットを取り、セットカウント3-0で中大が勝利した。

▲笑顔の尾藤
次戦は、昨年度のインカレで中大に勝利し、そのまま優勝した昨年度王者・専大。昨年度の悔しさを糧にこの1年成長した中大。宿敵相手に雪辱を誓う。

▲スパイクをする坪谷主将
◆試合結果◆
〇中大3(25-20、25-19、25-20)0愛学大●
◆お知らせ◆
次戦は12月3日(水)に国立代々木競技場第一体育館で行われる対専大戦です。
(記事:佐伯真生、写真:浅野詩多)
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