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怒涛のフルセットを制し、大逆転勝利!-春季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦 対日大

4月21日 順天堂大学さくらキャンパス

スタメン(サーブローテーション順)

15WS 鍬田憲伸(法2)

8MB 平井海成(総3)

11WS 中野竜(総3)

2WS 富田将馬(文4)

10MB 梅本鈴太郎(法3)

17S 山岸隼(法2)

13Li 土岐大陽(経3)

18Li 柴健太郎(商2)

 

春リーグ6日目。ここまで4勝1敗の中大はこの日、日大と対戦した。前日の駒大との対戦で、フルセットに及ぶ激闘を制した中大。「チーム一丸となって勝てて良かった」(富田)と昨日同様、怒涛のフルセットを制し、大逆転勝利を飾った。

▲円陣を組み、士気を高める選手たち

第1セット・第2セット、「自分たちが気を落としてしまって、向こうに流れがいってしまった」(富田)と前半から日大の波に飲まれる展開に。「慌てていた」(山岸)と日大の驚異的な勢いに押され、中大がミスを連発しセットを連続で落としてしまう。

勝負の第3セット、序盤から両者譲らぬ激しい攻防戦を繰り広げる。僅差で試合が展開していく中、鍬田・梅本のサービスエースとスパイクが華麗に決まり、本来の中大の流れを取り戻す。そして24-23の場面、最後は途中出場の伊藤洸貴(経2)がスパイクを放ち25点目を挙げ、第3セットを制した。

▲セットを制し、ガッツポーズをする伊藤

続く第4セット、「拾ってくる」(富田)日大のプレーに苦戦を強いられる展開が続く。そんな中、相手の強烈なスパイクを何度も土岐がスーパーレシーブし、仲間にパスを繋げる。そのパスを受けた富田・鍬田がブレイクに成功し、17-13と一気に点差を広げる。そして7点差をつけ迎えた24-17の場面、最後は途中出場の水野将司(法4)のクイックで、第4セットを取り切った。

命運がかかった第5セット、開始直後「(勢いに)乗せたら怖い」(山岸)日大が4連続ポイントを先取。序盤の滑り出しに遅れて焦る中大だったが、「タイム時に慌ててたチームを大陽さん(土岐)が1言掛けてくれた」(山岸)ことで冷静になり、巻き返しを図ることに成功する。「最後終盤でレセプションを粘って、憲伸(鍬田)に全員で繋いで決められた」(山岸)。13-13と日大に食らいついた中大は、鍬田の圧巻のスパイクで先に14点目を挙げ、その勢いのまま15点目も奪取。第5セットを死守した。

▲ガッツポーズをする梅本に寄り添う鍬田

今回、怒涛のフルセットを制し、逆転勝利を飾った中大は連勝記録を1つ伸ばし5勝1敗。「ここから上位チームが5戦続くので、今日の結果を忘れずに、自分たちのバレーをできるように、あと5戦頑張っていきたいと思います。」と富田は意気込む。いよいよ春リーグも折り返しを迎える。次回は早大との対戦。粘り強い全員バレーで突き進んでいく、彼らの姿から目が離せない。

◆試合結果◆

〇中大3(23ー25、20ー25、25ー23、25ー17、15ー13)2日大●

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部