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「日本一を獲る」ラストイヤー迎える4年生が懸ける思い【2026春季リーグ開幕直前インタビュー】第4回 原崎翔陽・佐々木琉生・佐藤壱聖

安田淳平主将(商4=聖光学院)のもとチーム一丸で束となって戦う中大硬式野球部の所属する東都大学野球リーグは4月7日に開幕を迎える。7年ぶりのリーグ優勝を目指す今季の意気込みについて選手に取材を行った。(取材は2026年4月2日に行いました)

第4回は原崎翔陽(文4=駿河総合)選手、佐々木琉生(商4=健大高崎)選手、佐藤壱聖(経4=東日本国際大昌平)選手です!

<原崎翔陽>(聞き手、構成:比留間柚香)

▲神宮球場で投球する原崎

──現在の調子はいかがですか
「いい感じですね。ピンチの時にどう気持ちを保つかがコントロールできるようになってきたと思います」

──昨年は硬式野球部から3選手がプロ入りし、岩城颯空(令8卒・現埼玉西武ライオンズ)選手が先日初登板初セーブを決めましたが、刺激や影響はありますか
「そうですね、岩城さんとかは仲良くしてもらってたので刺激もありますし、岩城さんが投げるとうれしいなって思いますね」

──春季リーグ戦、ここを見てほしいというポイントはありますか
「チームとしての結束力は一番だと思いますね。ピッチャーだったら自分の1個下がメインになると思うんですけど、4年生まだ自分を含めて3人いるので、その3人の意地も見てほしいなって思います」

──チームの結束力が見られるエピソードは
「やっぱりみんな試合中すごく集中していて、集中していない人がいない点ですね」

──今年1年どのような投球をしていきたいですか
「リーグ戦の優勝に貢献できるようなピッチングをしたいです。スライダーでカウント取ってうまくかわして、最後得意なフォークで三振取れたらなって思ってます。テンポの良いピッチングを見てほしいです」

──春季リーグ戦での起用方法について監督から何かコメントは
「自分はピンチで投げるというか、中継ぎですかね。そんな感じで言われてます」

──原崎選手から見た今年の中大のキーマンは
「安田淳平(商4・聖光学院)でお願いします!」

──今年のチームはどのようなチームですか
「(スローガンの通り)『束』ですね」

──まさに先ほどおっしゃっていた結束力と言ったところ
「そうですね」

──今シーズンの目標をお願いします
「リーグ戦の優勝と日本一です」

原崎翔陽(はらざき・しょうよう)
学部学科:文学部・人文社会学科
身長体重:186㌢・79㌔
出身高校:駿河総合高校

<佐々木琉生>(聞き手、構成:比留間柚香)

(取材は後日書面で行いました)▲塁上で笑顔を見せる佐々木琉

──現在の調子はいかがですか
「キャンプ中守備でもバッティングでも全くいい結果が残せなくて、野球を辞めることを考えた時もあったんですけど、同級生に『ここで辞めたら琉生じゃない』って言ってもらえて、今年のスローガンである『束』というのをまさに感じて、リーグ戦開幕に向けて徐々に調子が上がってきたので、今が4年間のうちでも1番いい状態かなと思います」

──昨年の秋季リーグ戦を終えてから見えた課題と良かった点は何ですか
「個人個人の能力は高いのに勝てないというところで、試合に勝つだけではなく、日本一にふさわしいチーム作りというのを新チームから意識的に取り組んできました。昨季は個人的にもあまり納得のいく結果が残せていなかったのでチームのために自分が犠牲になってもつなぐという意識を自分含め全員が持つようになったことが、今年のチームを象徴するポイントだと思います」

──キャンプからオープン戦の期間に力を入れて調整してきたことは
「構えからインパクトの形まで何から何まで去年とは変えて、とにかくチームが勝つためにできることを考えてつなぐことに徹しようと思って練習してきました。バッティング練習でも角度をつけて気持ち良く打つのではなく、苦しい形でも低い打球で強い打球を反対方向に打つことを重点的に取り組んできました」

──昨年度は中大硬式野球部から3選手がプロ入りしました。3選手のご活躍をどうご覧になっていますか
「非常によくしていただいた先輩方なので試合の結果は毎日見るようにしていて、すぐ活躍するのがわかるぐらい身近ですごさを体感していたので、やっぱりさすがだなと思います。特に皆川さんは人間性含めとてもいい選手だったのでもっともっと1軍で試合に出ていい選手だと思います」

──春になり新しい戦力が加わった現在の中大を一言で表すと
「チームスローガンである『束』というのが徐々に形になりつつあるチームだと思います。リーグ戦を戦っていく中でもう一皮二皮むければ日本一を間違いなく達成できると思います」

──母校である健大高崎高から下重賢慎(文1)選手が入部しましたが、入部前に何かコミュニケーションを取っていたりしたのですか
「下重とは入寮するにあたって必要なものだったり、力のある選手なので1年生の時からチームに貢献してもらうために、できる限り体を動かして準備しておくように連絡はしていました」

──佐々木選手から見て下重選手はどのような後輩ですか
「体は大きいのに可愛いところが多くて、ただ野球のことになると熱い気持ちを持ってるとてもいい選手だと思います。日本代表に選ばれた時点で力はある選手なので、精神的な面でも技術的な面でももっともっと成長できる選手だと思います。とにかく可愛いです」

──佐々木選手から見て注目のルーキーはどなたですか
「大阪桐蔭の宮本(楽久=商1)です。同級生の櫂人(伊藤櫂人=文4)も(大阪)桐蔭なんですけどやっぱり大阪桐蔭にはいい選手が多いなと(大阪)桐蔭が入ってくるたびに思います。これからの中大を担う存在になると思っています」

──いよいよ最終学年ですが、最後の1年をどんな年にしたいですか
「4年間いろんなことを経験して、ようやくその集大成だなと思うところと、あっという間だったなと思うところとあるんですけど、今は何よりもこのチームの仲間とスタッフの方々と日本一を取りたいという思いが強いです。自分が試合に出る出ない関係なく、日本一に向かってチームに貢献したいと本気で思っています」

──春季リーグ戦での起用方法について監督から何か言及はありましたか。また、ご自身のチームの中での役割はどのようなものだとお考えですか
「開幕はDHでの出場になるかなというのを現状の立ち位置的にも考えているのですが、個人的に2番にこだわりたいと思っているのでそのためにはバントなどの小技の精度をもっと高めなければいけないなと感じています。試合に出る出ない関係なく、周りの状況を冷静にみて声をかけれるところが自分の強みだとも思うので、試合に出たらとにかく後ろの頼れるバッターにつなぐ、試合に出ていなくても全員に声をかけて自分が副キャプテンだと思って行動するのが今のチームでの役割だと感じています」

──他大で警戒している選手、対戦したい選手は
「青山学院の鈴木投手には去年打席に立ってとんでもないボールを投げるなど感じたので、対戦したら絶対に打ちたいです」

──佐々木選手から見て今春のキーマンになりそうなチームメートは
「安田淳平、伊藤櫂人、佐藤壱聖の3人ですね。1年生の頃からこの3人は試合に出ていますし、どこまで行っても4年生のチームなので、この3人が活躍しないと中大の優勝はないと思います。それぞれけがやプロに対しての思いだったり色々抱えた中でチームの結果とも個人の結果とも向き合わなければいけないと思うので、少しでも3人の負担が軽くなるように自分がサポートします」

──改めて、今シーズンの目標と意気込みをお願いいたします
「個人タイトルをまだ取ったことがないですし、1シーズン出続けられたこともないので個人的にはそこを目標としていますが、あくまでチームの日本一のためにできることをやりたいと思います。とにかく日本一を取る。それができれば言い方悪いですけど個人の結果はどうでもいいかなと。束になって目の前の試合に必死で食らいついて、最後みんなで泣きながらマウンドに集まりたいです」

佐々木琉生(ささき・るい)
学部学科:商学部・国際マーケティング学科
身長体重:175㌢・72㌔
出身高校:健大高崎高校

<佐藤壱聖>(聞き手、構成:小林陽登)

▲ラストイヤーを迎える佐藤壱

──現在の調子は
「波が少なくなってきたので、かなり良い状態に持っていけていると思います」

──冬は主にどのような練習をしてきたか
「バッティングの強化です。昨年まで打の中心だった皆川さん、繁永(令8卒・現東北楽天ゴールデンイーグルス)ら主軸が抜けた中で、今年は自分が打撃で引っ張らなければならないという自覚を持ち、課題克服のためにしっかり振り込みを行ってきました」

──昨年ドラフトにかかった先輩方や社会人に進んだ先輩からの刺激は
「同じ左打者として、皆川さんや松嶋(令8卒・現日本生命)さんからは本当に良い刺激を受けました。特に皆川さんからは多くのアドバイスや指導をいただき、それを自分なりに噛み砕いて自分のものにできたことが今冬の大きな収穫です」

──オフシーズンの一番の思い出は
「安田がキャプテンになってから重ねてきた、4年生中心のミーティングです。野球の面だけでなく私生活からチームのことを見直し、自分たちの色を出すために話し合った時間は、今のチームの土台を作る上で一番の思い出です」

──新チームはどのようなチームか
「スローガンである『束(たば)』の通り、個人の能力というよりは『チーム力』で勝つチームです。一人一人が自分のカラーを出しつつ、それを結束させた組織を目指しています」

──自身のチーム内での役割は
「ラストシーズンとして「チームの柱」になることです。結果を出すことはもちろん、自分の行動や姿勢を通じて後輩たちに良い影響を与える存在でありたいと思っています」

──チーム内にライバル選手は
「同学年の伊藤(櫂人=文4・大阪桐蔭)と、安田(淳平=商4・聖光学院)です。この4年間ずっと切磋琢磨してきた仲なので、やはり一番意識しますし、彼らには負けていられないという思いが強いです」

──他大学で意識している選手は
「青山学院大の鈴木泰成です。小学校の時に同じジュニアチームでプレーしていたので、彼が日本代表に入ったり活躍したりして名前が上がるのを見ると、負けられないなと感じます」

──春リーグのキーマンを挙げるとすると
「4年生全員です。最上級生が一番に結果を出し、背中でチームを引っ張ることで後輩たちがついてくるはずです。4年生が中心となってリーグ優勝、そして日本一を目指します」

──期待の新戦力やブレイクしそうな選手は
「新1年生の西村(一毅=商1・京都国際)、下重(賢慎=文1・健大高崎)、坂本(慎太郎=文1・関東第一)ら日本代表を経験しているメンバーには非常に期待しています。チームの大きな力になってくれるはずです」

──最後に意気込みとファンへメッセージを
「自分たちはチーム力の非常に高い集団です。その結束力で青山学院大の連覇を阻止し、優勝して日本一を獲る姿をお見せします。応援よろしくお願いします」

佐藤壱聖(さとう・いっせい)
学部学科:経済学部・経済学科
身長体重:181㌢・71㌔
出身高校:東日本国際大昌平高校

 

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