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初戦大勝! 春空に快音響くー東京都大学ソフトボール春季リーグ戦 対学芸大

4月13日 早大所沢キャンパス野球場

春リーグがついに開幕。初戦は学芸大との一戦となったが、打線がつながり15-1の大勝で白星発進を飾った。

1回表、先頭打者の道祖土拓真(商3)が四球を選ぶと、2番の大原悠斗(文3)も左前安打で出塁。3番の増田尚弥(文3)の右前適時打で先制する。また、続く4番・大川智(商2)の左犠飛により1点を追加した中大。2点の援護を受け、マウンドに上がったピッチャーの歳川幹大(経3)は「楽な気持ちで投げることができた」と初回を三者凡退に抑えた。

▲4回1失点と最少失点で粘りのピッチングを見せた歳川

2回表にも中大は相手の四球が絡むと、道祖土の中前適時打で得点を重ねる。道祖土は「初戦なので緊張していたが、甘い球がきたらスイングしようと思った」と先頭打者としての役割を十分に果たした。そんな頼れるリードオフマンと共にこの日勝負強さを見せたのが増田だ。「冬にちょっと大きめのスイングをするイメージでずっと打ってきた。その結果が出てきている」と2回も中越2点適時二塁打を放ち、3点を追加した。2回裏には歳川が四球でランナーを出すと、2死一塁、三塁時に捕手の大川が二塁への送球を逸らし、遊撃手がグラブで弾く間に三塁走者が帰還。1点を許す悔しい形となった。

▲打撃好調の増田。特訓の成果が出ているようだ

3回表には7番、8番が出塁すると、9番・海野悠太(商3)の左翼線適時三塁打で2点を追加。続く道祖土も右中間への三塁打で再び打点を重ねるなど、下位打線からの長打が続いた。また、1死三塁で大原も左前安打を放ち、この回4点を奪った。

4回にも中大打線の勢いは止まらない。2死満塁で押し出しの四球となり、大原の左二塁打、増田の中二塁打、大川の中前適時打と主軸の攻撃で6点を追加。投げては大量援護を受けた歳川が3、4回を無失点に抑える完璧なピッチングを見せ中大は4回コールド勝ちを収めた。

▲2番・大原のバッティング。打球は左方向へと伸び、長打となった

次戦の相手は早大。「このリーグ戦で一番大事な試合。とりあえず先制点を取れるようにしたい」と増田が意気込めば、道祖土も「1番としてチームに勢いをつけたい」と次戦への闘志を燃やす。「春リーグ3位以上。インカレ出場を決めるのが春の目標」(歳川)。エースのさらなる飛躍と進化したチームの打撃で全国の切符を全力でつかみにいく。

▲チームの雰囲気も明るい中大ソフト部。ベンチからチームを盛り上げる

 

◆試合結果◆

チーム  123 456 7=計

中大   234 6    =15

学芸大  010 0    =1

(4回コールド)

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部