2026年4月11日 日本体育大学横浜・健志台キャンパス陸上競技場
4月11日から12日にわたって第327回日本体育大学長距離競技会が開催され、中大からは7名の選手が出場。春とは思えない暑さの中行われた1日目には、長距離ブロックから男子1500mに新入生の松尾翼(文1)、NCG男子1500mには短距離ブロックから寺田向希(文3)、さらにペースメーカーとして新入生の梅原俊太(商1)が出走した。
本格的に始まるシーズンに向け、各々が目標を掲げ、新たな1年へと走り出している。
1500m7組目に出走した松尾は、序盤から先頭に立つとその差をどんどん広げ、1年生ながら終始単独でレースを展開した。レースプランとして、「2、3番手ぐらいでずっとついていって、ラスト1周勝負仕掛ける」展開を想定していた松尾。3分45秒を目標タイムに据えてスタートしたが、先頭に押し出されると本来のプランから即座に切り替えた。「後ろに引いたらタイム出ないなと自分で判断して、最初の100mから飛び出てみた」と、積極的な走りを見せた。

▲積極的なレースを展開した松尾
ラスト1周では脚が鈍り、思うようにペースを上げきれなかったものの、「単独で48台(速報値)は安定して出せたのでよかった」と組2着でフィニッシュ。
3月に早稲田記録会、日体大記録会に出場し、大学入学後の4月は初レースとなった松尾。最高気温が25度を越えるの中でレースを終えて、「まだ暑さ対策ができていないところがあり、アップの時点で体力を使ってしまった」と振り返り、今後に向けて暑さへの適応を課題とした。
続く男子NCG1500m1組には寺田と、ペースメーカーとして新入生梅原が出走。3分43秒切りを狙ってスタートした寺田は「42秒台はいかなかったが、最低限の日本選手権申込資格記録の43秒5は切れたので、そこはよかった」とレースを振り返った。コンディションについても「水分と塩分をしっかり取っていたので、走っている時はあまり気にならなかった」と語った寺田。むしろ「寒いより暑い方が得意」と、コンディション面での不安は見せなかった。
また、梅原をはじめとする新入生の加入もチーム環境に好影響を与えているという。これまで単独での練習が続いていた寺田だったが、新入生加入後は「1年生の力も借りながら一緒に質の高い練習が積めている」と前向きに話した。

▲組1着でフィニッシュした寺田
「去年のシーズンは自己ベストを1回も更新できず、関カレも入賞できなかった」。そう語る寺田だったが、一方で「今年は関カレでメダル、そして日本選手権も優勝を目指す」と今季の巻き返しへ意欲を見せた。
新たな季節の訪れとともに、各々が目標に向けてシーズンの幕を開けた。今年も中大陸上競技部の躍進に期待がかかる。
◆試合結果◆
男子1500m
7組
松尾翼(文1)3分47秒97
男子NCG1500m
1組
寺田向希(文3)3分43秒41
梅原俊太(商1)DNF
(記事、写真:村野風珈)
公式X(@chudaisports)
Instagram(@chuspo_report)



