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今季初勝ち点獲得!元U18侍ジャパン新妻・橋本・東恩納大活躍で残留へ前進―東都大学野球春季リーグ戦 対立正大3回戦

2026年5月7日 東京都・明治神宮野球場

チーム 123 456 789=RHE

立正大 100 000 000=140

中 大 000 010 02Ⅹ=362

[立]仁田、田中昇―椎木

[中]子安、東恩納―新妻

[本]〈中〉新妻(5回ソロ)

◆スタメン◆

1[右]安田 淳平(商4=聖光学院)

2[一]佐々木琉生(商4=健大高崎)

3[三]伊藤 櫂人(文4=大阪桐蔭)

4[左]若井 勇輝(文2=桐蔭学園)

5[中]橋本 航河(文3=仙台育英)

6[指]山崎 豪琉(文2=細田学園)

7[二]武井仙太郎(商3=鎌倉学園)

8[捕]新妻 恭介(文3=浜松開誠館)

9[遊]藤本 陽毅(文2=京都国際)

P   子安 秀弥(経3=東海大相模)

前日に行われた対立正大2回戦で実に30日ぶりの勝利を収め、1部残留へ向けて巻き返しを図る中大硬式野球部。初回に失策が絡み先制を許したものの、5回に新妻の大学初本塁打が飛び出して同点に追い付く。先発・子安に代わって5回から登板した東恩納が5回を無安打無四球6奪三振に抑える圧巻のピッチングを披露し、打線もその好投に応えるように橋本の適時打で勝ち越しに成功。2023年U18侍ジャパン選出メンバーの新妻、橋本、東恩納の活躍が光り、今季初の勝ち点を獲得した。

久々の勝利から一夜明け、依然として後がない状況で先発を託されたのは子安。先頭の上田(立正大)にエラーで出塁を許すと、続く藤崎(立正大)にバントを決められていきなりピンチを迎え、3番の吉村(立正大)が中前打を放って立正大に先制される。その後も三好(立正大)に対し死球を与え、高田(立正大)に中前打を許し2死満塁と苦しい展開に。しかし7番福田敦(立正大)を空三振に打ち取り、最少失点で初回を切り抜ける。

打線は1回裏、3番の伊藤櫂が四球で出塁すると続く若井が中前打を放ち2死一、二塁とする。5番の橋本が初球を弾き返したが二塁がフォースアウトとなり点を返すことはできなかった。先発の子安は立ち上がりこそ苦戦したものの、ファーストストライクを徹底して奪い安定した投球を見せる。3回表には立正大クリーンアップを3者連続三振に切って取り、味方の反撃を待つ。その裏、主将の安田にセンターの頭上を越える大きな二塁打が飛び出すが、後続が倒れて得点にはつながらなかった。

▲テンポの良いピッチングで試合をつくった東恩納

回までを1失点7奪三振に抑えた子安に代わり、清水監督は投手を5回表に東恩納蒼(商3=沖縄尚学)にスイッチ。「子安も上げてきて立ち直ってきている。エース番号を背負っている以上自分もやらなきゃと思った」とチームの勝利に対する強い気持ちを前面に出した東恩納が、わずか9球でこの回を締めた。

するとその裏、先頭で打席に入った新妻が試合を動かす。1ボール1ストライクからの3球目、振り抜いた当たりは大きく伸びて左中間スタンドへ。ベンチには歓喜の輪ができ、大学初本塁打の新妻を迎え入れた。これにより試合が振り出しに戻る。

▲大学初本塁打を放った新妻

東恩納は隙のないピッチングで6回、7回で合わせて3つの三振を奪い、中大のペースで試合を進める。そして8回裏、立正大の仁田から代わった田中昇から先頭佐々木琉が四球で出塁。続く伊藤櫂の打球がセンターの前に落下し無死一、二塁のチャンスが訪れる。清水監督はここで4番の若井に代打で坂本慎太郎(文1=関東第一)を送る。坂本が初球でバントを試みるが、これが捕飛となり1死一、二塁に。何としてでもランナーを返したい状況で打席に入ったのは5番の橋本。「昨日勝つまで7連敗で本当に本当に苦しくて、その中でも4年生がチームを鼓舞して引っ張ってくれて。その気持ちに絶対に応えないといけないと思った」と、初球を捉えてライトの前に弾き返し、佐々木琉がホームに生還して中大がついに勝ち越しに成功した。スタンドは割れるような大歓声に包まれ、勢いそのまま代打・那賀球道(商3=臼杵)の内野ゴロの間に伊藤櫂もホームインして3―1とする。

▲決勝点を挙げた橋本

援護を受けた東恩納が最終回のマウンドに上がり、立正大打線を2者連続で空三振に打ち取ると、福田敦(立正大)のフライが安田のグラブに収まりゲームセット。待望の今季初の勝ち点獲得にグラウンドの選手たちには笑顔があふれ、スタンドからはたくさんの「ありがとう」の言葉が飛んだ。

▲取材後写真撮影に応じた東恩納(左)と橋本

東恩納は前日に大学初勝利を挙げた西村一毅(商1=京都国際)について「自分のデビュー戦の勝ち方と似ていると感じた」と話し、試合前に西村から「今日は任せます」と声を掛けられていたことも明かした。橋本は次戦に向けて、「まだ負けられない試合が続くので、このまま押せ押せで連勝したいと思います」と気合十分だ。いよいよ春季リーグ戦最終節は東洋大との直接対決。苦しい7連敗を乗り切った中大にしかできない野球で1部残留へ、束となった中大のチーム力が試される。

◆試合結果◆
◯中大 3―1 立正大●

◆お知らせ◆
次戦は5月19日(火曜日)に神宮球場で行われる対東洋大1回戦です。

(記事:比留間柚香、写真:紀藤駿太、福島佳那子、佐渡原菜結)

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