2026年5月6日 東京都・明治神宮野球場
チーム 123 456 789=RHE
立正大 001 000 000=181
中 大 100 100 10X=382
[立]大村、細窪―椎木
[中]十川、西村―新妻
[本]なし
◆スタメン◆
1[右]安田 淳平(商4=聖光学院)
2[二]佐々木琉生(商4=健大高崎)
3[三]伊藤 櫂人(文4=大阪桐蔭)
4[一]髙橋 徹平(文2=関東第一)
5[左]橋本 航河(文3=仙台育英)
6[指]山崎 豪琉(文2=細田学園)
7[中]青木 勝吾(文2=中央学院)
8[捕]新妻 恭介(文3=浜松開誠館)
9[遊]藤本 陽毅(文2=京都国際)
P 十川 奨己(商2=立命館宇治)
負ければ入替戦への転落が濃厚となる中央大学。後がない状況の中、連勝で勢いに乗る立正大学との第2戦に臨んだ。打線は初回に先制し、3回、7回と追加点を挙げた。投げては十川、西村の継投で立正大打線を1失点に凌ぎ切り、接戦を制して貴重な勝利を挙げた。
試合は初回から動いた。 先発の十川がいきなり1死満塁のピンチを背負う。 絶体絶命の場面。それでも十川は動じない。 後続を断ち、無失点で切り抜けた。
▲粘りの投球を見せた十川
守備のリズムがすぐさま攻撃に繋がる。 1回裏、先頭の安田が右前安打を放つ。 好機を作り、2死二塁。 ここで4番・高橋徹に打席が回った。
主砲が放った打球は左前へ。 二塁走者が生還。幸先よく1点を先制した。
しかし、3回に暗雲が立ち込める。 先発の十川が走者を残して降板。 2番手として西村一毅(商1=京都国際)がマウンドに上がった。 その代わり端、ミスが絡み失点。立正大に同点に追いつかれた。
ベンチに重苦しい空気が流れる。しかし、西村の心は折れなかった。「前日のミーティングから、絶対に負けられないと言われていた」。強い覚悟でマウンドに立っていた。「自分も絶対に負けさせたくない。強い気持ちを持って投げた」。不退転の決心で、後続を断ち切る。気迫の投球が、試合の流れを再び中大へと引き戻した。

▲好投した西村
同点で迎えた4回裏、先頭の橋本が中前安打を放つ。 続く山崎は四球で、無死一、二塁と好機を広げた。ここで打席には青木。右飛を打ち上げると、二塁走者の橋本が好判断を見せた。 タッチアップを決め、三塁を陥れた。この積極的な走塁が実を結ぶ。 続く新妻の遊ゴロの間に、橋本が生還。 泥くさく1点をもぎ取った。 中大は再びリードを奪い、勝ち越しに成功した。

▲勝ち越しに繋がるタッチアップを決めた橋本
しかし、立正大も簡単には終わらない。7回表、無死一、二塁のピンチを招いた。それでも西村は踏ん張った。気迫の投球で投ゴロ、右飛に打ち取り2死とする。続く打者の打球は、遊撃手後方の深い位置へ上がった。誰もが安打を覚悟した。しかし、遊撃手の藤本が猛然と背走する。最後は鮮やかなスライディングキャッチ。抜ければ逆転の場面を、攻守で救ってみせた。京都国際出身の先輩が、後輩を力強く盛り立てた。

▲好守で球場を沸かせた藤本(中央)、喜びの表情を見せる橋本(左)、青木(右)
藤本は打撃でも魅せた。先頭打者として打席にはいると、二塁打でチャンスメイク。猛打賞を記録した。安田が送りバントを成功させ1死三塁とすると、佐々木の適時打で3点目を獲得した。

▲好守の直後に二塁打を放った藤本
援護を受けた西村は快投を続けた。結局、9回まで投げきり、リーグ戦初勝利を手に入れた。
試合後、清水監督は安堵の表情を浮かべながらも、「今日もいくつかミスもあったと思うし、そういうところをもっときちっとやっていきたい」と締めた。
▲笑顔を見せる西村(左)と清水監督(右)
連敗は7でストップ。しかし依然として最下位を脱出することはできていない。名門の重圧を背に、1部残留へ負けられない戦いが続く。
◆試合結果◆
◯中大 3―1 立正大●
◆お知らせ◆
次戦は5月7日(木曜日)に神宮球場で行われる対立正大3回戦です。
(記事:小林陽登、写真:紀藤駿太、佐渡原菜結、比留間柚香、福島佳那子、小林陽登)
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