新型コロナウイルス感染拡大に伴い、明かりが消えたスポーツ界。大学スポーツも開催予定だった各大会の中止や延期といった影響を受けています。4年間というタイムリミットがある大学スポーツ。このような出口が見えない状況の中、大学生アスリートたちはどのような思いで1日1日を過ごしているのか。中スポを通して、この1年を戦う選手・スタッフの皆さんの声をお届けできればと思います。第14回はライフセービング部。副将の早川斗真選手(文3)にお話をお伺いしました。
※この取材は4月28日に電話で行われたものです
▲昨年のインカレにて
ーー昨年から体育連盟に所属しましたが、どんな活動をしていますか
「水辺の事故をゼロにすることがライフセーバーとしての理念です。それに向けての力をつけるため、プールでの泳力トレーニングや陸上でのラン練、海では実際にパトロール時に使用する機材を使いながらのトレーニングを行います」
ーー競技としての目標はなんですか
「目標はインカレでベスト8に入ることです」
ーー現在の部員の状況を教えてください
「外で練習することが禁止になっているので、新歓に向けてとか、前期の活動をどうすればいいのかという話をZOOMで行っています」
ーー部員のモチベーションはどうですか
「みんな一人だとモチベーションが下がってしまうと思うので、今度ZOOMミーティングを行うときに新しい企画としてZOOM筋トレを週に何回か練習として取り組もうと思っています」
ーー今、一番苦労していることはなんですか
「夏の海水浴場を開設できるかどうかが未定です。パトロールのために、ずっと練習や勉強をしてきたので、それができるのかどうか分からないので、何を目標に向かってやっていけばいいのかが難しいなと思っています」
ーーこのような状況になり新たな発見はありましたか
「2年生はまだ部員として一年しか過ごしていなくて、チームの責任を持って行動することがあまりなかったと思うんですけど、先が見えない状況になってから主体的に考えてくれるようになりました」
ーーこの状況が収束したらまずしたいことはなんですか
「とりあえず海に行きたいです。あとは、部員とご飯に行きたいです」
ーーありがとうございました
〈早川斗真副将・プロフィール〉
なまえ:はやかわ とうま
生年月日:1998年10月12日
出身地:東京都
身長:167㎝
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記事:「中大スポーツ」新聞部 写真:ライフセービング部提供