いつも中スポをご覧になってくださる皆様、ありがとうございます。
はじめまして!
今年度中大スポーツ新聞部で主務を務めております、法学部政治学科3年の三浦裕太と申します!
担当部会は硬式野球部・ラグビー部・ハンドボール部・スキー部・ヨット部です。趣味はスポーツ観戦、ドラマ鑑賞、お笑い、クイズ、食べること、おしゃべりすること…。こうやって見てみると自分は好きなこといっぱいあるなと気が付きました。そして、実はこの部員コラムを提案したのは僕なのです…(笑)。自分の好きなこの部を色んな方々に知って頂ける、そんな場所になれたら嬉しいなと思っています。
自己紹介はこの辺にして、本題に行こうと思います。
先ほど自己紹介で自分の趣味や好きなことをたくさん上げました。昨年は年間140試合以上現地観戦した野球の話や1クール10本近く見ていた年もあったドラマの話、など、何を題材にしようか迷いましたが、今回は『お笑い』を題材にしてみようと思います。
▲4月号の1面の写真を撮らせて頂きました。牧選手・五十幡選手にその写真を確認頂いている際の様子です
中央大学は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、前期が全てオンライン授業となりました。中スポとして活動していく中で、パソコンは自分の中でもとても重要なアイテムの一つでたくさん使っているのですが、オンライン授業となったことで最近はパソコンを使う機会が一層増えました。とはいえ、おうち時間をずっと勉強に費やしていると疲れてしまうので、いろんな方法で気分転換をしています。散歩をしたり、公園で読書をしたり、YouTubeを観たり、Zoomで色んな人とおしゃべりや飲み会をしたりしているのですが、その一つに芸人さんたちのネタ動画を見ることがあります。
元々お笑いは好きでしたが、大学生になってからその熱が沸騰しました。特に好きなのが『M-1グランプリ』です。とにかく面白い漫才を4分間する。言葉にすると簡単ですが、これがどれだけ難しいものか、素人の僕には計り知れません。
Amazonプライムで過去のM1決勝を観れるので、ほとんどの芸人さんのネタを覚えてしまうくらい何度も何度も見ました。また3回戦になるとネタ動画の配信があるのですが、2019年は特に見まくった気がします。そして、昨年12月に初めて準決勝のライブビューイングに中スポ同期のお笑い好きと一緒に行きました。2時間笑いっぱなしだったのはもちろんなんですが、お客さんを笑わせるために、売れるために4分間に人生をかける芸人さんたちのその姿が本当に輝いていました。芸人ってかっこいいなと。この感情は言葉に上手く言い表せません。準決勝を見たことでもっとM-1が好きになりました。あと、この準決勝を見たことで、全国放送の決勝の見方もちょっと変わった気がします。ちょっとだけ早く芸人さんのネタを見たことがあるだけの人間なのですが、思い入れが生まれて全組が全国ネットでウケているのに感動しました。
▲自分が撮った最高の瞬間をパソコンのデスクトップにしています。今はオンライン授業の資料と中スポ関連のデータで画面が埋まっています(笑)
お笑い(特に漫才)と中スポの活動、全く違うジャンルのものに思えますが、自分は通じるものがあるなと思っています。漫才には必ずといっていいほど『ツカミ』と『オチ』があります。この表現が正しいかは分かりませんが、簡単に言うと『ツカミ』はお客さんを引き込む導入の笑いで、『オチ』は話を終わらせる締めの笑いといったところでしょうか。
記事のこだわりや書き方は十人十色だと思うのですが、中スポでたくさん記事を書かせて頂いた中で、自分は記事の『ツカミ』(最初の1段落)と『オチ』(最後の1段落)をこだわってきました。全体として分かりやすく臨場感が感じられるような記事にするのはもちろんですが、特に最初の1段落で読者の方々が引き込まれるように、最後の1段落で読者の方々に「読んでよかった」と思って頂けるように。選手や保護者の方々をはじめとする関係者の皆様、いつも中スポを見て頂いている読者の皆様、そして初めて中スポを手にしてくださった読者の方、見て頂いたすべての皆様の心に残る記事を自信をもって書き上げることが、自分にとって最高のモチベーションです。
なので、今までこういうことは部員の前でも話したことはないですが、記事というジャンルにおいて、『ツカミ』と『オチ』のこだわりは中スポの誰にも負けたくないという思いで取り組んでいます。
こうして中スポで記事を書かせて頂いているわけですが、その影響か芸人さんのネタも素人目ながら構成に注目してみたり、分析するのが好きになりました。中スポのおかげで、自分の趣味が奥深くなったような気がします。
▲1日でも早くコロナ禍が収束に向かい、今年もお笑い賞レースの季節がやってくるのが待ちきれません
今回は自分の好きなものとちょっとしたこだわりについて書いてみました。特にスポーツ新聞は大きな写真や見出しに目が奪われがちになります。中スポは写真やレイアウトと比べると記事はまだまだ発展途上ということで、春合宿ではOBの方からアドバイスもいただき、皆で記事勉強会も行いました。写真、レイアウトももちろんですが、『最新号を最高傑作に』という思いで部員一人ひとりがそれぞれにオリジナルのこだわりを持って記事を書いていますので、紙面を手に取った際はぜひ色んな記事に目を通して頂けたら嬉しいです。
ゆるーく書いていくつもりだったのですが、書いていくうちに思いのほか熱く真面目な長文になってしまいました。なんと文字数も2000字に到達。授業の課題レポートもこのくらいの字数をさらっと書けるようになりたいものです…(笑)。なにはともあれ、初めてのコラム、書いてて楽しかったです!(おそらく、話の流れが分かりづらく読みにくかったかと思います…)
今後ともよろしくお願いいたします!
最後までお読みいただきありがとうございました。