• Twitter
  • facebook
  • instagram

初戦から二桁得点!学生日本一へ快勝スタート—関東学生ラクロスリーグ第1回戦 対法大

2026年7月19日 東京都・駒沢オリンピック公園第一球技場

気温が30度を超え強い日差しが照りつける中、中大女子ラクロス部は関東学生リーグの初戦に臨んだ。対するは昨秋、明治学大との入替戦を制して1部リーグに昇格した法大。先制点こそ許したものの、第3Q(以下、クオーター)からは主導権を渡さずに中大のペースで攻撃を展開し、10-6で初戦を勝利で飾った。

第1Q、松平紗弥(商3)のドローで試合がスタートすると、コート中央付近でグラウンドボールを奪取した中大オフェンス陣がさっそくパスを展開。法大にファールがありフリーシュートとなったが、ここは相手ディフェンスに阻まれてしまう。次のプレーで中大にパスのミスが出ると法大に形勢を逆転され、佐上楓(経3)と松平がブロックしたが至近距離からのシュートで先制を許した。

その直後のプレーで小暮莉佳(商4)がゴール左から回り込んだ際に相手との接触で転倒し、法大に対してのファールでフリーシュートを獲得する。小暮から河瀨柚花主将(商4)にパスが渡り、ゴール正面からのシュートが見事に決まって同点に追い付いた。勢いそのまま、中大は松平が次のドローを制すると内山茉優(文4)と河瀨と共にパスを展開し、再びボールを受けた松平がシュートを決めて一気に勝ち越し。小島悠愛(法4)のスピードを生かした猛攻や内山の俊敏な切り込みでさらに2点を追加し、第1Qを終える。

続く第2Qでは互いにパス回しで様子を見る展開が続く。途中、中大の落球を法大のゴーリー(G)に拾われて攻撃権が法大に移りゴール近くまで詰められるも、目黒朋香(商4)と松平が強固なディフェンスを見せた。しかし第2Q終了直前にフリーシュートを決められ、4-2で試合は後半戦へ。

第3Q、最初のドローを取ったのは法大。コートを広く使ったパスを回されてしまうが、中村萌音(経3)が内山と共に長身の相手オフェンスにプレッシャーをかけ、果敢にブロックする。中大は攻撃権を取り戻しG山内実咲(商4)を中心にパスを展開しタイミングを図るが、パスが外れてまたしても法大に攻撃権が移り、そのままシュートされ1点差まで詰められてしまう。

▲好セーブでチームに流れを呼んだ山内

追い付かれる前に点差を広げたい中大だったが、その次のドローを法大に取られて速攻を展開されてしまう。目黒、松平、佐藤凛依(国経3)がゴール手前で阻んだものの、法大もわずかな隙を狙ってシュートを試みる。しかし、ゴール上方からのかぶさるような相手のシュートを山内がクロスで弾いてスーパーセーブし、ここから中大が一気に流れを取り戻す。小川陽向(法3)がゴール左前からのシュートを防がれた直後、「点差はあまり意識していなかった」と冷静に佐藤がシュートを放ち、待望の追加点をもたらした。その後も河瀨がフリーシュートを決め、さらに第3Q終了まで残り約30秒のタイミングで佐藤が再びシュートして2点を追加し、第3Q終了時点で4点のリードを持って終盤へ突入。

▲この試合3得点と勝利に貢献した佐藤

最終第4Qでも先陣を切ったのは佐藤だった。「チーム全体のセットプレーと松平選手からの好アシストで決めることができた」と、松平からのパスを受けて間髪を入れずにシュート。応援席からも暑さに負けず大歓声が起こり、会場全体が一つになって中大を後押しする中、山崎杏花(文2)が相手のブロックを2枚突破して角度のあるシュートを決め、9-3とする。

試合終了まで残り5分。中大は自陣ゴール付近で法大にパスを回される緊迫した状況で1点を許し、タイムアウトを取る。「守りに入っちゃうと負けちゃうので。しっかり攻めながらボールをキープして、集中力を切らさずにいこう」(河瀨)と、チームが重視する積極的なラクロスのイメージを再確認した。その直後に城田桜(商2)が佐藤からのパスを受けて素早くシュートを決め10-4。その後法大に2点を与えたものの、初戦から二桁得点と順調なリーグ戦の滑り出しを見せた。

▲城田(右)の得点を喜ぶ選手たち

試合後、主将の河瀨は「(今回の試合の)1週間前にアップから全て試合と同じ流れで練習試合をして、本番に近い状態を試合に近い日に作るっていうのをやった成果が出た」と手ごたえを示した。また、会場を盛り上げた部員や保護者の応援について「『チーム内外の人たちと団結する』というのも一つの目標なので、それを実行するために応援歌を先に共有したりメガホンを用意したり、自分たちにできることを今日のためにやってきた」と振り返り、プレーヤーのみにとどまらず環境を整えてきたことを明かした。

次戦は昨年の全日本大学選手権で準優勝を収めた日体大との1戦。強豪を相手に「今日の試合よりも2段階、3段階レベルアップした状態で臨めるように」(河瀨)と力強く語る中大女子ラクロス部は、学生日本一へ向け絶好のスタートを切った。

◆お知らせ◆

次戦は8月9日(日)に大井ホッケー競技場サブピッチで行われる対日体大戦です。

(記事:比留間柚香、写真:酒井奏斗)

公式X(@chudaisports)

Instagram(@chuspo_report)