• Twitter
  • facebook
  • instagram

ダブルスの粘りあと一歩実らず 早大に敗戦ー関東大学秋季リーグ戦男子1部 対早大

9月21日 日本体育大学健志台キャンパス 米本記念体育館

前半戦3試合を1勝2敗で終えた中大。後半戦の初戦は早大と対戦した。中大はシングルスで佐藤優輝(商3)、辻凌也(商2)の二人が勝利したものの、ダブルス二つの惜敗が響き2ー3で敗戦。相手は大林(早大)ら主力を欠き「ナンバー1、ナンバー2がいないオーダー」(西山監督)だっただけに痛い敗戦となった。


▲応援で仲間を鼓舞する選手たち

第1シングルスの中川正麻(法3)は第1、第2セットともに終盤まで粘りを見せるが、最後に引き離され敗戦。第2シングルスに出場した佐藤は終始リードを守り続け、2ー0で危なげなく相手を下した。


▲スマッシュを放つ佐藤

序盤のシングルス二つを両チームで取り合い、1ー1でダブルスを迎える。このダブルスの結果がチームの勝敗を左右する状況で、第1ダブルスの辻・柴田陽登(法2)組は第1セットから飛ばしていった。複数の連続得点で9ー4と相手を大きく突き放すと、試合後半でもそのリードを縮めさせず第1セットを奪う。しかし第2セットでは打って変わって劣勢が続き、1121と大差で落とし最終セットへ。最終セットは序盤からリードし続け11ー9で折り返す。後半も順調に得点を重ね1613まで点差を広げるが、そこから一気に点差を詰められ、最後は6連続得点を決められ敗戦。痛い逆転負けを喫した。


▲得点を決めガッツポーズをとる辻・柴田組

続く第2ダブルスの森岡秀斗(法4)・水村秀人(商3)組は第1セットを1421と大差で落とす厳しいスタート。第2セットは中盤まで互いに譲らず同点のまま試合が続き、終盤で1720と相手に王手をかけられる。しかしそこから4連続得点で逆転しデュースに持ち込むと、相手の反撃を許さず2321で見事に第2セットを奪った。そのまま最終セットも取りたいところだが、終始相手のペースで試合を進められ1521で敗戦。辻・柴田組に続き第2ダブルスもあと一歩で惜敗し、早大戦の敗戦が決定した。


▲相手のスマッシュを返す水村

最後の第3シングルスは辻が出場し、21ー2、21ー5でストレート勝ち。最終的に2ー3で早大戦を終えた。

 

これでリーグ戦4試合を終え1勝3敗となり、明大との最終戦に臨む。相手の明大は、2部降格が決定した昨秋の入替戦で中大が敗れた因縁の相手だ。絶対に負けられない試合に向けて、西山監督は「やるのは選手たち。意地を見せるしかない」とコメント。
昨秋1部昇格を果たした明大。昨秋降格し、今春1部復帰を果たした中大。2部から這い上がってきた両校が、入替戦回避を懸け明日の試合に挑む。

◆試合結果◆
●中大2-3早大〇

1S●中川0-2緑川〇
2S○佐藤2-0友金●
1D●柴田・辻組1-2渡辺・緑川組〇
2D●森岡・水村組1-2浅原・吉村組〇
3S〇辻2-0川本●

◆お知らせ◆
次戦は明大戦が明日22日13時から、日体大体育館にて行われます。

記事・写真:中大スポーツ新聞部