勇猛果敢に攻めた中大。女子団体3位ー第49回関東女子学生剣道優勝大会

2023年９月16日　墨田区総合体育館

昨年はベスト16とまさかの結果に終わった中大。去年の雪辱を果たすべく挑んだ今大会、３位という輝かしい結果で全日本選手権を決めた。

シード権を獲得していた中大は２回戦から出場。初戦から先鋒の猪原悠月（経２）が２本勝ちし良い流れを作る。今大会唯一１年で出場した池田胡春（経１）も２本勝ちと先輩へ繋げていく。３回戦まで全員勝利を飾り、中大は安定の強さをみせつけた。

▲１年生ながら活躍する池田

４回戦、相手は前大会で敗れた日体大。先鋒から引き分けと接戦。しかし次鋒の池田が、試合中盤に相手を攻めたとこを突かれ出小手を取られてしまう。中堅の徳田有紗（経４）が攻めの姿勢を見せ相手がひるんだところを面を打ち見事１本勝ち。副将の杉本咲紀（経４）も相手の面を打ちとり４年生の意地をみせる。大将戦では慎重に試合をすすめ、中大が勝利。去年の雪辱を果たすことができた。

▲４年生の意地を見せる杉本

このまま決勝まで勝ち進みたいところだが準決勝の相手は中大に並ぶ競合筑波大。先鋒で出場した池田が試合終盤に突きを取られてしまう。その後副将まで引き分けと中大が不利な状況は変わらずに挑んだ大将戦。小川真英（経３）が初太刀から果敢に攻めていく。両者一歩も譲らずに激しい戦いを繰り広げる。試合後半、小川が攻め続けるが隙をつかれ小手を取られてしまう。中大は3位という結果で全日本選手権の出場を決めた。