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打線つながり快勝!今季2つ目の勝ち点獲得!東都大学準硬式野球春季リーグ戦ー対帝京大第2回戦

2025年5月1日 駒沢公園野球場

先日の東洋大戦で勝利し、見事今季初の勝ち点を獲得した中大は勢いそのままに挑んだ帝京大との第2戦。打線がつながり快勝し、今季2つ目の勝ち点をつかんだ。

 

先発の萬谷大輝(商3)は立ち上がりの制球に苦しんだ。初回、先頭打者の出塁を許し、その後ツーアウトにするも中安打、四球と得点圏にランナーを進めてしまう。初回は粘りのピッチングで無失点に抑え、続く2回も四球で出塁こそ許してしまうが後続を断ち切り、ここまで29球とまとまったピッチングを見せる。しかし3回表、先頭打者に左二塁打を許し、犠打、遊飛と二死三塁まで持ち込むも続く打者の2球目に暴投で先制点を許してしまう。

▲ピンチを最少失点で切り抜ける萬谷

5回裏、先頭打者の9番岡部匡十(経3)が中安打で出塁すると、1番相野七音(文4)の送りバントで一死二塁とし、続く2番松浦祥真(経4)の打球は相手の落球によりその間に二、三塁のチャンスとなる。この場面で打席を迎え、「絶対打ってやろうという気持ちで打席に入った」という3番吉井愛斗(経3)の中安打でランナー2人が生還。逆転に成功した。

▲逆転のタイムリーを放つ吉井

6回表、一死二、三塁のピンチを迎えた場面でルーキーの葛西陸(文1)が登板した。この日「任された回はしっかり抑える」ことを目標に掲げマウンドに上がった葛西は危なげない安定したピッチングを見せ、チームをピンチから救った。

▲気迫あふれる投球を披露した葛西

ピンチをしのいだ中大は6回、7回とさらに追加点を重ねた。7回には二死二、三塁の場面で打席を迎えた村上太一(経1)。この打席を振り返って「若い一年生なので、先輩方の胸を借りて初球から行こう思って入りました」と語った村上は右適時打を放ち、2点を追加。1年生の活躍がチームをさらに勢いづけた。先日の東洋大戦では勝利したものの、安打は3本と打撃に苦しんだ中大であったが、この日は12安打6得点と打線がつながった。小泉監督は打撃面を「大きいの(長打)っていうよりは、まず三振しない、しっかり合わせていく、それの延長が長打だからっていう風には言ってあったので、それを体現できたのでよかったのかな」と評価した。

▲代打で結果を残した村上

快勝し、今季2つ目の勝ち点を獲得した中大。次なる勝ち点獲得に向け、次戦専修大との第3戦も負けられない戦いとなる。今後も一戦必勝で戦う準硬式野球部に注目だ。

◆試合結果◆
〇中大6-1帝京大●

チーム 123 456 789 計

帝京大 001 000 000|1

中 大 000 021 300|6

 

◆お知らせ◆
次戦は5月3日(土曜日)に星槎中井スタジアムで行われる対専修大戦です。

(記事:篠原ひなた、国広直秀 写真:浅野詩多)

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