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確かな手応えも日大の壁は厚くー関東学生大学アメリカンフットボールリーグ戦対日大 

11月1日 

 

アメリカンフットボール秋季リーグ戦の第2節、今季初白星を挙げたい中大であったがやはり日大の壁は厚かった。第1クォーターは終始日大のペースで試合が進む。相手39番にタッチダウンを許すと、続いてキックを決められ連続失点、なんとか反撃を試みるが相手の堅守に阻まれ無得点で第1クォーター終了となった。

 

続く第2クォーターでも厳しい展開が続く。開始早々にフィールドゴールを決められさらに点差を広げられ10-0とされる。反撃の機会をうかがう中大は第2クォーター残り3分、0番渡邊峻一(商3)の19ydのフィールドゴールで3点を返す。ここからなんとか日大の攻撃をしのぎたいところであったが、終了間際にタッチダウン、キックを決められリードを広げられて試合を折り返した。

▲ボールを抱え倒れ込む中大勢

 

後半も日大ペースかと思われたが、第3クォーターでは中大が意地を見せる。8番小島大地(経2)のスクランブルでフレッシュを獲得すると、その小島から91番定成への鮮やかなタッチダウンパスが渡り点差を縮める。その直後、左サイドを日大に切り裂かれタッチダウンランを決められ、あっという間にまた突き放されるが、ここで中大は食い下がる。残り3分、8番小島からパスを受けた28番北原健作(経1)が相手選手2人をくぐり抜けての際どいタッチダウン、この日2本目のタッチダウンで24-15と再び迫ったところで第3クォーター終了となった。

 

 

 

 


▲激しい攻防を繰り広げる選手たち

 

さらなる反撃が期待された第4クォーターであったがインターセプトからタッチダウンを許し、痛恨の失点。31-15とされたところで試合終了、今季2敗目を喫した。

主将の樋口は今試合を振り返って「もともとこういう試合展開になることはわかっていたうえで、泥臭く、何度も立ち上がって積み上げてきたものを100%発揮できた試合でした。」と屈指の強豪である日大に対して確かな手応えを語った。

 

 

●中大15(3-17、12-14)31日大○

 

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部