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2部優勝からの1部昇格!─2022年度関東大学バドミントン秋季リーグ入替戦 対早大

2022年10月2日 神奈川県・ひらつかサン・ライフアリーナ

秋季リーグ戦を2部優勝で終え、入れ替え戦に挑んだ中大。対戦相手は春リーグで敗北した早大だ。

第1シングルスに出場したのは石澤樹(経4)。1ゲーム目は相手に流れを持っていかれ、21-16で落としてしまう。続く2ゲーム目はラリーが続くゲーム展開に。中盤1点差まで追い上げ、デュースまでいくも22-20とあと一歩のところで点数が取れず敗戦。厳しいスタートとなった。


▲第1シングルス石澤

第2シングルスの小野泰平(商2)は終始リードした展開で相手を寄せつけず、21-12、21-13で快勝。「最近調子が上がらない中で、シングルで起用されて、点数抑えて勝ち切ることが出来たのでよかった」(小野)と今後のシングルスにも期待がかかる。


▲第2シングルス小野

ここで勝てば1部昇格に王手というところで第1ダブルスはエースダブルスの滝口友士(商4)、川島直也(経3)が出場。1ゲーム目は積極的な攻撃で相手を圧倒し、エースらしい立ち上がりで21-13で先取する。2ゲーム目は後半同点に追いつかれると1点差の攻防が続く。18-20と相手に先にゲームポイントを取られるもそこから驚異の4連続ポイント。最後はプッシュで決め22-20で勝利し、エースの意地を見せた。


▲第1ダブルス滝口・川島組

1部昇格まであと一勝に迫った。ここで決めたい中大は第2ダブルスの安保瑠城(商2)、小野が激闘を繰り広げる。「自分たちより格上の相手だったので、向かっていくしかないと思っていた」(小野)と必死に食らいつくも18-21で1ゲーム目を落とす。2ゲーム目は交互に点数を取り合う手に汗握る展開に。点数を取られても取り返すという粘りを見せ、デュースまで及んだこのゲームを取ったのは中大。勢いそのまま3ゲーム目も連取し、見事勝利。第1シングルを落とすも3連勝を収め、1部昇格を決めた。「自分たちがとればチームが勝てるという考えになって、あとはやるだけだなと思って2人で攻め続けた結果が勝ちに繋がった」(安保)と1ゲーム落とすも気持ちを切り替えられたことが勝利につながったと話した。


▲第2ダブルス安保・小野組

主将の滝口が「次の秋では1部に上がろうというのはみんなで話していて、1部で強い相手達とどれだけ戦えるかっていうのが大事というのは共通認識として持っていた」と話すように、チームの目標を最速で果たし、見事秋1部に返り咲いた。次の大会は4年生最後となるインカレだ。「4年生が最後の大会なので悔いが無いように、このチームでできるのも最後の大会ですし、ここで出し切って、いい結果を出して終われるように頑張っていきたい」(滝口)と意気込んだ。


▲1部昇格を喜ぶ選手たち

 

◆試合結果◆
〇中大3-1早大●

1S●石澤0-2池端○
2S○小野2-0清水●
1D○滝口・川島組2-0●清水・富田組
2D○安保・小野組2-1●池端・町田組

(記事:高橋若夏、写真:大川穂乃佳、高橋若夏)

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