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牧、倉石の一発むなしく 終盤粘るも駒大に惜敗ー東都大学野球春季リーグ戦 対駒大二回戦

4月19日 神宮球場

チーム 123 456 789 RHE
中 大 010 000 120=480
駒 大 020 200 02×=651
[駒]竹本、小川、福山-鈴木
[中]皆川、後藤、畠中、植田-古賀
[本]牧、倉石(中)

◆スタメン◆
1[中]五十幡亮汰(法3=佐野日大)
2[左]大工原壱成(商4=桐光学園)
3[一]内山 京祐(文3=習志野)
4[二]牧  秀悟(商3=松本第一)
5[右]森下 翔太(商1=東海大相模)
6[指]五十嵐滉希(経4=関東一)
7[補]古賀 悠斗(法2=福岡大大濠)
8[三]小野寺祐哉(経4=白鴎大足利)
9[遊]石田 瑛平(商2=習志野)
P   皆川 喬涼(法2=前橋育英)


▲好機で三振に倒れ悔しがる大工原

一回戦で勝利を収め、勝ち点獲得に王手をかけた中大。試合終盤まで粘りの試合運びを続けたものの、8回の失点が響き敗戦。待望の勝ち点は三回戦にお預けとなった。

 

中大は2回、4番・牧秀悟(商3)のソロホームランで1点を先制。待望の一発が出た中大の主砲は「入ると思わなかったが、芯で捉えられた」とコメント。序盤から援護を受けた先発の皆川だが、制球が定まらず2連続四球から2点を奪われ、先制直後に逆転を許す形となった。


▲先制の本塁打を放ち、ホームを一周する牧

4回、中大は3者連続ヒットで満塁のチャンスを作るが、無得点に終わる。そしてその裏、皆川喬涼(法2)はヒットと四球でピンチを招くと山ノ井(駒大)の適時打で2点を奪われ、スコアは1ー4と点差を広げられた。

2回の先制点以降、中大の得点は7回の内野ゴロによる1点のみ。思うように好機をものにできないまま8回を迎えたが、6回に代打で出場した倉石匠己(経3)の一振りが大きく試合を動かす。「甘い球がきたら打とう」と走者一塁で打席に立った倉石。竹石(駒大)の直球をスタンドに叩き込み、4ー4の同点に。土壇場で試合を振り出しに戻した。


▲本塁打を放つ倉石

5回から皆川に代わり登板した後藤茂基(商2)は「ストライク先行でいけた」と7回までノーヒットの好投を見せる。しかし倉石の本塁打で同点とした直後の8回裏、一死一、三塁のピンチを招くと、後藤に代わって登板した畠中優大(経3)がスクイズ、二塁打で得点を決められ2失点。その後打線は三者凡退に終わり、中大は惜しくも敗戦となった。


▲ロングリリーフをこなした後藤

試合を終え、清水監督は「せっかく追いついたのに、残念。4回に得点できなかったのが響いた。次勝つしかない」とコメント。勝ち点を狙う中大にとって、次戦は絶対に負けられない戦いとなる。粘りの野球を武器に、次こそ駒大を撃破する。

※駒大との三回戦は、4月23日(火)10時より行われます。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部