2022年10月11日 明治神宮野球場
チーム 123 456 789 10=RHE
中 大 020 000 001 2=481
青学大 000 000 20 x 0=231
[中]西舘、大栄ー綱川
[青]下村、常廣ー佐藤英、小鷹
[本]なし
◆スタメン◆
1[二]繁永 晟(商1=大阪桐蔭)
2[三]中前 祐也(法3=浦和学院)
3[一]北村 恵吾(商4=近江)
4[中]森下 翔太(商4=東海大相模)
5[左]櫻井 亨佑(商2=習志野)
6[指]髙橋 隆慶(文3=明秀日立)
7[遊]石井 巧(文3=作新学院)
8[右]皆川 岳飛(経1=前橋育英)
9[捕]綱川真之佑(経1=健大高崎)
P 西舘 勇陽(法3=花巻東)
2カード連続で間が空いた日程となった、中大。優勝のためには1敗も許されない状況で首位を走る青学大学戦に臨んだ。この日も先発はエース西舘。前回登板では青学打線を8回までノーヒットに抑える圧巻の投球を披露。中6日で同じチーム相手に好投を見せた。青学大の先発は下村。今季好調を維持する右腕との対戦となった。
▲このカード連投となった西舘、今回も安定した投球を見せた
打線は2回、皆川が二塁打で出塁すると8番石井がレフト前にタイムリーを放ち先制、続く綱川もライト前にタイムリーを放ち幸先よく2点を先取することに成功。
その後は均衡した状態が続き、試合は終盤に突入する。すると7回、西舘が四球と自らのエラーでピンチを招くと、暴投の間に1点を返され、犠飛で同点とされてしまう。終盤にノーヒットで追いつかれてしまったが、チームは下を向くことなく北村主将も積極的にチームを鼓舞した。
8回、9回は相手投手常廣を打ち崩せず、無得点に終わる。9回裏、8回から登板する大栄陽斗(仙台育英=商3)が一打サヨナラのピンチを招くも、要所を締める投球で勝ち越しを許さない。
▲力強い投球で3イニングを無失点に抑えた大栄
タイブレークに突入した10回表、先頭中前がバンドをきっちり決めると、北村の犠飛と暴投の間に点を追加し2点をリード。その裏、大栄が無失点で切り抜け、見事首位相手に勝ち点獲得。優勝に望みをつないだ。
▲10回に勝ち越しの犠飛を放った北村
試合後のインタビューで、北村は今月20日に迫ったドラフト会議について今の思いを聞かれると、「少し緊張はありますけど、今はチームの優勝と日本一が第一なんで、まずはそこを目指します」とキャプテンとしてチームを引っ張る姿勢を見せた。残り1カード、春は一度も勝つことができなかった日大相手にチーム全員で勝利を目指し、優勝へと突き進む。
◆試合結果◆
〇中大4- 2青学大●
◆お知らせ◆
次戦は10月18日(火)に明治神宮野球場で行われる対日大1回戦です。
(記事:小野祐司、写真:為谷楓太、小野祐司)
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