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あと一歩及ばずトーナメント去るー第68回関東大学バスケットボール選手権 対早大

4月29日 水元総合スポーツセンター体育館

昨年準優勝を果たした関東大学バスケットボール選手権大会が今年も始まった。中大は1~8位シードのため初戦を29日に迎えた。初戦の相手は1部リーグで長年戦っている早大。序盤から相手の決定力の高さに押され、リードを奪われる。後半に入っても中大の特徴であるディフェンスからの攻撃を生かせず、流れを作ることができない。それでも最後まで諦めずに食らいつくも、62-77で敗退した。


▲フリースローを決める#71沼倉
スターター
#12樋口雄気(商3)、#3北村孝太(文1)、#99古河ウェスリー(文2)、#2大﨑翔太(総4)、#34西村一輝(経3)

第一ピリオド、先制点を早大に取られるもすぐさま取り返す。試合は序盤からハイペースで進んでいく。#2大﨑が相手をかわしスリーポイントを決めたり、#71沼倉壮輝(経4)が中にドライブで切り込み得点したりと4年生の活躍が光った。
第二ピリオド、4月に中大に入学し、公式戦初出場となる#3北村がPGを務め、ボールを運ぶ。ディフェンスからの攻撃で得点を重ねるも、早大のシュート力の高さに苦しめられ、リードを広げられる。

▲一年生ながら活躍が光った#3北村
32対47と15点ビハインドで迎えた後半。#34西村がフリースローを確実に決めるなどして着実に点を取っていく。しかし、早大の流れ止めることができず、差が縮まらない。それでも最後まであきらめることなく、戦うも追いつくことができず62対77で敗北を喫した。これによりトーナメントを初戦で去ることとなった。

▲選手同士で集まり作戦を確認する
今年度のチームは、昨年チームの中心であった選手が多く卒業し、新たなフレッシュなチームで試合に臨む。「今年は層が厚く、例年とは違い、1年生から4年生までベンチに入っているメンバー全員が交代しながら一試合やるというスタイル」(#2大﨑)でいくという。また、選手同士で話し合っている場面が多くみられ、例年にはなかった強さが生まれ始めている。そして、今試合ではチームに合流してまだまもない一年生の活躍が光っていた。次の6月上旬に行われる新人戦にとても期待が高まった。これからさらに力をつけ、秋に行われるリーグ戦にて一部復帰を目指す。そして、インカレ出場へ望みを繋ぐ。

試合結果
●中大62(14-23、18-24、11-13、19-17)77早大○

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部