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「目標は開幕1軍」ヤクルト5位北村がファンの前でユニホーム姿を初披露ー東京ヤクルトスワローズ2022新入団選手発表会

2022年12月6日 都内某所

東京ヤクルトスワローズの2022新入団選手発表会が都内某所で行われ、ドラフト5位北村恵吾前主将(商4=近江)がユニホーム姿で出席した。

この日は高津臣吾監督とも初対面。東京ヤクルトスワローズのユニホームもファンの前で初めて披露。1年目の目標を「開幕1軍という目標を設定しました。プロ野球選手になった以上は1軍で活躍するのが自分の目標でもあるので、まずは開幕1軍を目標にして1軍の舞台で活躍できる選手になりたいと思います」と語った。中大を幾度となく勝利へ導いた主砲がプロの舞台でも輝きを放つ。

▲「開幕一軍」と1年目の目標を語る北村

以下、囲み取材一問一答

──新入団選手会見を終えて率直な気持ちは
ようやく実感が湧いてきたなというのが1番大きいかなと思います

──逆にいうとこれまであまりプロになったという実感はなかったのでしょうか
正直あんまりなくて。周りの人から「おめでとう」とかそういった言葉は頂いていたんですけど。まだユニホームに袖を落としていなかったので、そこまで自分がプロ野球選手になれたという実感はあまりなかったです

──ユニホームを着た着心地だったり自分で見ていかがですか
昨日初めて袖を通して発表写真とかを撮ったんですけど、結構似合ってるかなって自分では思ったので(笑い)。背番号も50番っていうキリがいい番号をもらったので、その番号に見合った活躍をして、いづれは50から0をとって5番くらいを着けられるような選手になれたらいいなと思います

▲高津臣吾監督からユニフォームを受け取った北村

──強打の内野手ということで、ヤクルトといえばそういった選手が揃っているチームだと思いますが、そういった中での争いだったり、どうやってポジションを勝ち取るかについては
プロに入ってからはサードとセカンドを主にやっていくことになるんですけど、そのポジションには村上選手と山田選手がいて、プロ野球界を代表するような選手がお二方いるんですけど、そういった選手から少しでも吸収して、まずはひとりの選手としてレベルアップをして、そこから勝負できるようなプレイヤーになっていけば、自ずと試合に出られるようになってくると思うので、まずは自分の色、味を出しながら。壁にぶつかると思うので、その時は助言をいただいて、更なるレベルアップを図って良い選手になれたらいいなと思います

──1年目どんな目標を掲げてルーキーイヤーに入っていきますか
開幕1軍っていうのは本当にずっと目標にしている部分なんですけど、1軍に帯同して代打とかそういった部分で試合を経験させてもらった中で、少ないチャンスをものにして、そこから試合にスタメンで出れるように。その座を自分の力でもぎ取っていきたいなと思います

──地元の人たちだったり近江の人々に今日の日を迎えたことについてどういった思いを伝えたいでしょうか
近江からは自分も含めて林(=優樹・東北楽天ゴールデンイーグルス6位指名)と山田(=陽翔・埼玉西武ライオンズ5位指名)の3人がプロ野球の世界に飛び込む形になるので、地元の方々にも、自分の父親の会社であったりとかお祝いの言葉だったりとかをたくさんもらっている部分もあるので、ようやく今日という日を迎えてスタートラインに立つことができたなっていうのが一番の気持ちでそこからさらに自分の目標でもあるプロの一軍の世界で活躍するっていう目標を達成できるように残された期間っていうのを大事にして練習をしていいスタートを切れるようにやっていきたいと思います

──緊張していましたか
初めはしてたんですけど途中からはもう慣れたかなと

▲ヤクルトの球団マスコットであるつば九郎の隣に座る北村

──発表会の中で山田哲人選手の名前が出ましたが山田選手のどんなところが憧れでしょうか
自分は勝負強い、打点を稼げるバッターになりたいのでファンの皆様やチームメイトのみんな、誰しもがここで打ってほしいって思う場面で打てる選手、勝負強い選手像を自分は求めているので、そこが1番重なっている選手が山田選手だと思うのでその部分を1番尊敬しています

──山田哲人選手にどんなことを聞いてみたいか
トリプルスリーを達成した偉大な選手であるので守備も本当にうまい選手だと思うのでバッティングでも守備でも全ての面でアドバイスを頂きたいなと思います

──先程「0を取って5になれるぐらいの選手に」ということでしたが今5番は川端選手が付けていますが、川端選手も強打の内野手ですが川端選手については
偉大な先輩というか、ここ数年は「代打の神様」のようなそういったポジションでプレーされていると思うんですけど、自分が小学校の野球を始めた頃というのはずっとレギュラーで出場していて本当に素晴らしい選手だと思いますし、自分の一回り以上年上の方でもあるので人間性もそうですし、長くプロ野球の世界でプレーする秘訣っていうのも教えてもらえたら嬉しいなって思います

──山田選手や川端選手のプレーは小さい頃からよく見ていましたか
そうですね。見ていました

──大学時代はデスターシャをホームランパフォーマンスにしていましたがプロ入り後のホームランパフォーマンスはどんなものを
そこまでまだ考えられていないですけど、大学の時は牧(=秀悟・横浜DeNAベイスターズ)さんがやっていたというのもあってやっていましたけど、プロに入ってからは何かしら自分が1軍の舞台で活躍できるような選手になったときはそういったものがあればより注目されると思うので、もし考えていいのがあれば発揮していきたいと思います

──ヤクルトでは流石にデスターシャをやらないですよね
もう無いんじゃないんですかね(笑い)

▲衣笠球団社長、高津監督と横に並ぶ北村

──背番号50は東都だと監督がつける番号ですが、監督がつけた番号を自分がつけることには
言われてみれば確かに。東都は監督が背番号50ですね。東都は監督がつけている番号なのでそこがどうとかはないですけど50番という番号を言われた時はキリのいい番号ですし、自分の名前も「けいご」なので「ご(5)」が入っているので5っていう番号も好きなのでいい番号だなと思いました

──大学3年時は背番号が5でしたが縁といいましょうか
確かにそうですね。少しはそういうのもあるかなと思います

──「ゴリ」ってファンに呼んでほしいと言っていましたが実際には
大学とか呼ばれていて、基本的には「けいご」って呼ばれてましたけど体も一回り大きくて顔もイカついらしくて「ゴリ」と呼ばれてるときもあったのでそういうニックネームがあった方がファンの皆様にも覚えてもらいやすいかなと思ったのでそういう風にしました

──やはり森下(=翔太)選手と同じ試合で出たいですか
そうですね。出たいですね

──次の代の主将の中前祐也選手にメッセージを
キャプテンシーもすごくあって自分がキャプテンをやっているときも3年生で自分のことをサポートしてくれて、下級生のこととかも目を配って去年から頑張ってくれていたのでいろいろプレッシャーもあると思いますし、自分の文字で繋がって来なかったときとか余計にしんどいと思うんですけど自分一人で抱え込みすぎるタイプでもあると思うのでそういうこともなく同級生や自分でもいいので頼ってもらえれば少しでもアドバイスできると思うので気軽に頑張ってくれればいいかなと思います

(記事、写真:為谷楓太、高梨晃世、山里莉子)

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