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西舘力投も打線つながらず散発3安打完封負け「切り替えて明日頑張ります」ー東都大学野球春季リーグ戦 対亜大1回戦

2023年 4月2日 ナゴヤ球場

チーム 123 456 789 =RHE
中 大 000 000 000 =030
亜 大 000 100 20×    =350

[中]西舘、三奈木ー綱川
[亜]草加ー小山
[本]なし

◆スタメン◆
1[三]繁永  晟(商2=大阪桐蔭)
2[二]中前 祐也(法4=浦和学院)
3[中]皆川 岳飛(経2=浦和学院)
4[右]髙橋 隆慶(文4=明秀日立)
5[左]櫻井 亨佑(商3=習志野)
6[一]石井  巧(文4=作新学院)
7[指]佐藤  豪(経2=藤代)
8[捕]綱川真之佑(経2=健大高崎)
9[遊]山本  聖(文3=鹿屋中央)
P   西舘勇陽(法4=花巻東)

「反撃」をスローガンにリーグ戦初戦を迎えた中大野球部。良いスタートダッシュを切るべく、開幕白星発進と行きたいころであったが亜大のエース・草加相手に散発3安打完封負け。明日の2回戦を落とせない状況になった。

試合に流れを持っていくべく、先制点をなんとしても奪いたい中大。序盤の3回まで亜大のドラフト候補・草加相手に毎回ランナーを出すも打線がつながらない。

先発の西舘も3回までパーフェクトピッチングと上々の立ち上がりを見せる。

▲開幕戦力投した西舘

4回に先頭の天井に中前打を浴び、2死二塁としたところで迎えるは亜大の1年生4番・石川。2ボール1ストライクとしたところでアウトコースのスライダーを左中間に運ばれ、先制点を献上。西舘は「(ストライクを)入れにいってしまった。一塁が空いていたので空振りを狙いに行けば良かった」と悔やんだ。

▲山本も堅実な守備を武器にレギュラー奪取を狙う

打線の援護を呼ぶべく、4回の1点のみで踏ん張りたい西舘。5回、6回とランナーを出しながらも0で抑えるものの、7回に試合が決まってしまった。
先頭の小山(亜大)に内野安打を浴び、2死まで持っていくも8番古山(亜大)・9番浦林(亜大)に不運なヒットで連続タイムリーを浴び、この回2失点。4回、7回と2死からの失点だっただけに「ツーストライクに追い込まれてから決め球でしっかり当てられてしまった」(西舘)と反省点を語った。

試合後、清水監督は「フライをあげていたチームとゴロを叩きつけたチームの差が出た」と27個のアウトのうちフライアウトが11個の打線を嘆いた。先発の西舘については「状態は悪くなかった。先に点を与えないように頑張っていた」と労った。

▲三奈木の今後に注目だ

開幕戦を落としたが、リーグ戦はまだ始まったばかり。チームとしても2番手の三奈木亜星(商2=浦和学院)が1回3分の1を140㌔後半の直球で2奪三振と次期エース候補として期待が持てる内容や、伊藤櫂人(文1=大阪桐蔭)・安田淳平(商1=聖光学院)の1年生コンビもリーグ戦デビューし、凡退したものの今後が楽しみになる打席を見せるなど明るい材料は多い。リーグ優勝、日本一実現のため、明日の2回戦をチーム全員で取りに行く。

(記事:為谷楓太、写真:小野祐司、髙梨晃世、中島遥)