2025年8月28日 明治神宮野球場
チーム 123 456 789=RHE
帝京平成大 001 200 004=7121
中 大 000 200 103=692
[中]佐々木広、坂本、松田、鈴木昌、伊藤匠、平山竜ー松井、山野井
[帝]三輪、武田、菊池、小山、亀田、大城-井田、小原翔
[本]〈中〉那賀(4回ソロ)
◆スタメン◆
1[左]小田島泰成(文2=前橋育英)
2[三]山岸 裕弥(文2=松山)
3[指]藤田 涼(商3=中大付属)
4[右]下山 大楽(経1=北海道栄)
5[二]那賀 球道(商2=臼杵)
6[一]武藤 匠海(文2=作新学院)
7[中]堀田 晄大(文2=北海)
8[捕]松井 大空(経2=静清)
9[遊]後藤 新平(国経1=北海道札幌国際情報)
P 佐々木広太郎(経1=仙台育英)
下級生主体のスタメンで臨んだ中大は春季リーグ3部3位の帝京平成大と対戦した。序盤にリードを広げられるも、那賀の一発や米倉の同点打で粘りを見せたが、9回に救援陣が痛打を浴び、土壇場の反撃も届かず6ー7で勝利を逃した。
先発のマウンドを託された佐々木広は、初回を三者連続三振で片付ける完璧な立ち上がりを見せる。しかし3回表、四球でランナー許すと、キャッチャーの送球エラーで三塁へ進まれ、二ゴロの間に先制点を奪われる。守備の乱れを突かれる嫌な展開となった。
▲3回4奪三振の佐々木広
その裏、中大は松井の左前打をきっかけに2死満塁と逆転の好機を迎えるが、途中出場の4番菊川哲大(総1=今治西)の打球は一塁正面。あと一本が出ず、無得点に終わった。
4回から登板した2番手・坂本典優(経3=尾道)は、長打を含む3安打を浴びて2失点。さらにリードを広げられてしまう。
反撃はその直後。先頭の那賀が右翼席へソロ本塁打を放ち1点を返すと、堀田の四球に続き、後藤が右翼を破る三塁打で更に1点を返す。試合の流れを呼び戻した。
▲大学初となる本塁打を放った那賀
7回裏には後藤が四球、山岸が死球で出塁し、1死一、三塁の好機。ここで代打米倉凜(商2=桐蔭学園)がセンター前へ弾き返し、待望の同点打を放った。
しかし最終9回、救援陣が踏ん張れない。8回途中からマウンドを任されている鈴木晶太(経3=仙台育英)が2死から3安打と四球で2点を失うと、これ以上の失点を防ぎたい中大ベンチは伊藤匠(文3=川越東)、平山竜(商2=森村学園)を投入したものの、流れを止めきれず計4失点。試合の主導権を再び奪われた。
4点を追う9回裏。先頭の後藤が死球で出塁し、小田島、米倉がサードへの内野安打で1死満塁と望みをつなぐ。山野井の打球は一塁正面となり本塁封殺。それでも那賀が左翼線へ走者一掃の二塁打を放ち、スタンドを大きく沸かせた。1点差に迫ったが、最後は代打海老澤遼人(商1=世田谷学園)の打球がセンターのグラブに収まりゲームセット。中大は土壇場での追い上げも実らず、6ー7で敗れた。
◆試合結果◆
〇帝京平成大7ー6中大●
◆お知らせ◆
秋季リーグ開幕戦は、9月16日(火曜日)にジャイアンツタウンスタジアムで行われる対亜細亜大1回戦です。
(記事:佐渡原菜結、写真:齊藤さくら、橋本唯花、福島佳那子)
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