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植田、石田裕、西舘の完封リレーで開幕戦勝利! 戦国東都2020年の初戦を制すー東都大学野球秋季リーグ戦 対東洋大1回戦

9月22日 神宮球場

チーム 123 456 789=R H E

中 大 001 000 020=3 5  0

東洋大 000 000 000=0 7 1

[中]植田、石田裕、西舘―古賀

[東]村上、大宮、松澤、河北ー山崎

[本]なし

◆スタメン◆

1[遊]中川 拓紀(商3=宇治山田商)
2[中]五十幡亮汰(法4=佐野日大)
3[右]森下 翔太(商2=東海大相模)
4[二]牧  秀悟(商4=松本第一)
5[一]内山 京祐(文4=習志野)
6[三]中前 祐也(法1=浦和学院)
7[指]倉石 匠己(経4=東海大市原望洋)
8[捕]古賀 悠斗(法3=福岡大大濠)
9[左]坂巻 尚哉(経4=千葉経済大附)

P   植田 健人(経3=興国)

 

昨年の秋リーグで15年ぶりの優勝を果たした中大。リーグ連覇の期待が高まるも、新型コロナウイルスの影響で春リーグが中止となってしまった。そして今日、ついに今年度初の公式戦として秋季リーグ戦が開幕。初戦は昨年の春リーグ優勝校・東洋大と対戦した。

 

この試合の先発投手は直前のオープン戦でも好調の植田。初回は走者を2人出す苦しい立ち上がりとなったが、後続を抑えて初回を無失点で抑えた。その後も3回以降は走者を出しつつも、東洋大打線を無得点に抑え、6回途中まで84球を投げ切る粘りの投球で後をブルペン陣に託した。

 

▲6回途中まで1点のリードを守り切った植田

 

「序盤はちょっと堅かったかな」(清水監督)が言うように、打線は東洋大のエース、村上頌樹の好投によって2回まで1安打に抑えられる。それでも、3回に坂巻の四球から作った二死二塁のチャンスで、打席に立ったのは3番森下。2ストライクまで追い込まれるも、「2ストライクからの粘りを練習で意識していたので、追い込まれてから打ててよかった」と三塁線を破る適時二塁打を放って、中大が先制した。

 

▲先制の適時二塁打を放った森下

 

6回途中からは1年生の石田裕太郎(経1=静清)が登板。1点差の二死一、二塁という厳しい場面であったものの、打者を三振に打ちとってピンチを切り抜ける。その後の7回も投げて無失点に抑え、上々のリーグ戦デビューを飾った。

そして迎えた8回表。なんとしても追加点を奪いたい中大は坂巻が四球で出塁したのを皮切りに、五十幡のレフト前へのヒットと盗塁、そして牧の四球で満塁のチャンス。ここで打席に立ったのは5番内山。森下同様2ストライクまで追い込まれるも、センター前への2点適時打を打ち、待望の追加点を挙げて点差を3に広げた。

 

▲この試合2安打2打点の活躍を見せた内山

 

リードを3点に広げた中大。その裏から石田裕に代わって同じく1年生の西舘勇陽(法1=花巻東)が登板。四球で走者を出す場面もあったが、持ち味である150㎞に迫るボールで打者を圧倒し、この回を無失点に抑える。そして迎えた9回裏。最初の打者にヒットを許すも、キャッチャーの古賀がこの試合2度目となる盗塁阻止を決め、西舘を援護する。それに応えるかのように西舘もギアを上げ、2者連続三振を奪ってゲームセット。中大が開幕戦を制した。

 

▲気迫あふれるピッチングで勝利に貢献した西舘

 

幸先の良いスタートを切った中大。連覇への期待が高まるも、清水監督の「東都で戦っていく上では一戦一戦、今日みたいに各選手の役割を果たすことが大事」という言葉通り、油断は禁物。目の前にあるチャンスを生かし、まずは着実に開幕2連勝を狙いたいところだ。

 

◆試合結果◆

中大3-0東洋大● (中大1勝)

 

お知らせ

次戦は9月23日に14時から神宮球場にて行われる対東洋大2回戦です。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部