4月28日 味の素フィールド西が丘
▼スタメン
GK 1飯吉将通(商3)
DF 28荒木遼太(経1)、3深澤大輝(経3)、4安部崇士(商4)、6今掛航貴(経3)
MF 5中村亮太朗(経4)、7宮城和也主将(法4)、13縄靖也(商4)
FW 8大久保智明(経3)→81分 31上村尚輝(商3)、10加藤陸次樹(商4)、9小山駿(経4)→84分 25川元雄太(文4)
▼試合結果
△中大1-1早大△
得点者:加藤(84分)
リーグ戦第3節目にして早くも昨年1部リーグ覇者の早大と当たった中大。「どういう展開になるのか楽しみにしていた」(佐藤監督)と臨んだ今節だったが、両者の力は拮抗し結果は1-1のドローとなった。
前半は我慢の展開となった。早い時間からボールの主導権を握られ、何度もピンチを迎える。しかしディフェンス陣を中心に粘り強くゴール前を固め、相手にゴールを許さない。15分には左サイドから攻め上がり最後は加藤がシュート。惜しくもボールはゴール枠外へ逸れるも、流れを少し中大へ引き寄せた。しかしなおも早大の攻めの手は緩まず、ゴール前でひやりとする場面も。そして26分、ついに相手のコーナーキックからの得点を許してしまう。ここ2試合は先制点を取り追う試合をしてきた中大だったが、今回は「追いかける展開となり、焦りから攻め急ぐ場面もあった」(宮城主将)という。
▲ドリブルで切り込む加藤
1点ビハインドで迎えた後半。これまでチームの主力として活躍してきた大久保が得意のドリブルで抜け出しゴールを狙うも、相手マークの厳しさも増しなかなか決定打が打てない。しかし前半に比べるとボールの所持率も上がり、確実に流れは中大に傾いてきつつあった。そして試合終了10分前、加藤が中村からのスルーパスを確実に決め、1点を返す。もう1点決めてリーグ3連勝を飾りたいところだったが、早大も簡単には勝たせてはくれない。何度か惜しい場面もあったが決め切れず、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
▲得点に喜ぶ選手たち
試合は1-1の引き分けで終わった。昨年王者の強豪早大に敢闘したと思われたが、選手は「勝ち越せる展開もあったのに勝ち越せなかったのは自分の果たせる力がなかった」(加藤)ともどかしい気持ちを隠せない。ハングリーに勝ち点3を狙っていくこの姿勢が、今後の中大の強みになるに違いない。
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部