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打線奮わず「嗚呼あと1本」 勝ち点獲得は次戦へお預けー東都大学野球春季リーグ戦 対青学大2回戦

2022 4月13日 神宮球場

チーム 12 3  456  789 =RHE
中 大 000  01  000=171
青学大 001  101  0×= 3 14 0

[中]岩本、三奈木、石田裕、美又、山口ー山田、村高
[青]北村、常廣、下村ー佐藤英
[本]中島<3回1点>、佐藤英<6回1点>

◆スタメン◆

1[二]繁永  晟(商1=大阪桐蔭)
2[左]齋藤未来也(商4=関東第一)
3[右]森下 翔太(商4=東海大相模)
4[一]北村 恵吾(商4=近江)
5[中]皆川 岳飛(経1=前橋育英)
6[指]髙橋 隆慶(文3=明秀日立)
7[遊]石井  巧(文3=作新学院)
8[三]中前 祐也(法3=浦和学院)
9[捕]山田 将義(経2=二松学舎大付)
P   岩本 大地(法3=石岡第一)

前日はシーソーゲームを物にし、この試合に勝ち、何としても勝ち点を獲得し、勢いづけたい中大であったが「あと1本」が生まれず、敗戦。勝ち点を獲得できるか否かは次戦までもつれ込むこととなった。


▲初回、左前安打を放つ繁永

中大は初回、好調のルーキー・繁永が3球目をレフト前へと運び先頭バッターが出塁。先制して波に乗りたい場面であるが、続く2番齋藤未のバント失敗、3番森下の併殺打で先制点を奪えない。

その裏マウンドに上がったのは、昨日タイブレークで好投した岩本。1、2回ともにヒットや四球でランナーを出すものの辛抱強い投球で、この試合前までに6本塁打を放っている青学大打線を抑える。しかし3回に先頭の中島(青学大)にインコースの直球をライトスタンドへ運ばれ、先制される。4回にもヒットで出したランナーを中島の適時打で返されてしまい、マウンドを降りることとなる。試合後、清水監督は「岩本には頑張ってほしかった」と今後の奮起を促した。


▲マウンドに集まる岩本(左)と清水監督(中央)、山田(右)

2点を追う展開となった中大は5回、6番髙橋が四球を選び、7番石井が絶妙なキャッチャー前への犠打を決め、1死二塁と反撃の糸口を作り、続く8番中前が左中間を破る三塁打を放ち、1点を返した。なおも1死三塁という場面で迎えたのは9番山田。1点を追う展開で、同点にしたい中大は初球からスクイズを仕掛ける。しかし、山田がスクイズを決めることができず三塁走者・中前がタッチアウト。「スクイズが決まっていれば変わった」(清水監督)と、このスクイズ失敗が試合の分水嶺となってしまった。


▲5回に適時三塁打を放った中前

終始リードされる展開でゲームを進めていた中大は6回は1死から、7、8回は2死からランナーを出すものの後続の「あと1本」が出ずに最終回を迎える。

最終回は4番北村からの好打順であったが、青学大の速球派右腕・下村を前に三者凡退。前の試合のように粘り強く勝ち切ることができなかった。


▲試合後挨拶をするナイン

勝ち点を獲得できるか否かは次の試合で決まることとなってしまったが、中大ナインは切り替えて次の試合をしっかりと勝ち切り、まず勝ち点1を獲得してくれるだろう。

◆試合結果◆
●中大1-3青学大○(中大1勝1敗)

(記事:為谷楓太、カメラ:鈴木佐和、杉浦瑛俊)

お知らせ

次戦は4月14日、14時から神宮球場にて行われる対青学大3回戦です。